3年連続でWRをドラフト1巡目指名することに「ためらいはない」とパンサーズGMモーガン
2026年04月16日(木) 10:16
カロライナ・パンサーズは過去2回のドラフトで連続してワイドレシーバー(WR)を1巡目指名しており、昨年は最終的に攻撃部門年間最優秀新人賞に輝いたテタイロア・マクミランを全体8位で、2024年はゼイビア・レゲットを全体32位で獲得した。こうした経緯は、ジェネラルマネジャー(GM)ダン・モーガンが3年連続でドラフト1巡目指名権をワイドレシーバーに使うことに慎重になる要因となるのだろうか。
チーム公式サイトによると、モーガンGMは現地14日(火)にそれを否定し、次のように語ったという。
「何であれ、最高の選手を指名するつもりだ。だから、もし全体19位で最高の選手だと判断したら、再びワイドアウトを指名することにためらはない。3年連続でワイドレシーバーを指名してはいけないというルールはないはずだ。だから、ワイドレシーバーを指名しないと言って自分たちに制限を加えるつもりはない」
モーガンGMの言う通り、3年連続でワイドレシーバーをドラフト1巡目指名することを禁じるルールなど存在しない。そのようなルールは間違いなくつまらないものだと言える。
とはいえ、過去にそのような動きが見られたのは一度だけだ。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、現在のドラフト制度が導入された1967年以降、3年連続でワイドレシーバーをドラフト1巡目指名したチームは、2003年から2005年にかけてチャールズ・ロジャース、ロイ・ウィリアムス、マイク・ウィリアムスを指名したデトロイト・ライオンズだけだという。このうち2人はケガや不振に苦しみ、最終的に戦力外となり、ロイ・ウィリアムスもプロボウル選出は1度にとどまった。ライオンズのこの特異なドラフト戦略においてより興味深い点は、同ポジションの指名に3回連続で失敗した経験を糧に、2年後(2007年)のドラフトでNFL史上最高のWRの1人を獲得したことだろう。当時、ドラフト全体2位で指名されたカルビン・ジョンソンは最終的に殿堂入りを果たしている。
ドラフト全体19位指名権を持つパンサーズは、守備陣の補強を含め、より差し迫った課題を抱えているものの、WR陣が万全というわけではない。昨季はドラフト外フリーエージェントのジェイレン・コーカーがレゲットを抑えて2番手の座についた。レゲットはプレーの安定性やルートランニング、プレーの取りこぼしといった課題を抱えているため、2026年ドラフトに向けてこのポジションの補強は必要となっている。
今年のドラフトは有望なWRがそろっているため、下位ラウンドで戦力となる選手を見つけられる可能性もあるが、モーガンGMが自ら選択肢を狭めないのは正しいと言えよう。今年のドラフトでは1巡目指名が確実と評価されている選手が少ないことを踏まえると、指名順位が回ってきた時点で最も高く評価している選手がワイドレシーバーだった場合、パンサーズは迷わずその選手を指名すべきだ。まずは最も優秀な選手を選び、その選手をどう起用するかは後で考えればいい。
たとえWRポジションで大きな動きに出るのが3年連続になったとしても、クオーターバック(QB)ブライス・ヤングに新たな武器を与えるのは悪いこととは見られないだろう。
【RA】



































