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「ロモはまだ辞めない」と僚友ウィッテン

2016年11月18日(金) 19:27

ダラス・カウボーイズのトニー・ロモとジェイソン・ウィッテン【AP Photo/Sharon Ellman, File】

ダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)トニー・ロモの今後については、彼の1番の親友であるタイトエンド(TE)ジェイソン・ウィッテンに聞いてみるのが得策だろう。

ロモがカウボーイズのユニフォームを脱ぐことになるかどうかについて、ウィッテンは考えたくない様子であったが、ロモが現役を引退することについては疑いなく否定した。

ウィッテンは地元紙『Fort Worth Star-Telegram(フォートワース・スター・テレグラム)』を通じて「トニーが近く引退を考えているとは思わない。賭ける必要もないくらいだ」と語った。

ロモがあとどのくらい現役でいられると思うかと問われたウィッテンは、「彼が答えるべき質問だ。前にも言ったが、この状況では俺には先が読めない。彼ならもっとうまくその質問に答えられるだろう」と回答した。

カウボーイズがダック・プレスコットの活躍に酔いしれる中、ロモの今後の動向に関する憶測、例えば、今後NFLでプレーするつもりなのか、どこでプレーするのか、カウボーイズはロモの希望する場所に行かせてやるのか、そういったうわさがオフシーズンまで止むことはないだろう。

プレスコットの体に異変が起きれば、ロモがフィールドに舞い戻って来る可能性はある。だが、もしそのような事態が起きなければ、数年間ロモと苦楽を共にしたウィッテンは、ロモがチームにとって最善であることをし続けると確信を持って語る。

ウィッテンは最後にこうも述べた。

「1番重要なことは、俺たちはチームであって個人の問題ではないということ。トニーがダックについて語った言葉―彼がダックを、ダックが彼を支える―が本当のチームの在り方を体現している。長い間、チームメートとしてやってきて誇りに思うのは、彼のそういった友達や仲間へに対する思いやりの部分だ」