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2017年殿堂入りセミファイナリスト発表

2016年11月18日(金) 19:37

サンディエゴ・チャージャーズのラダニアン・トムリンソン/2002年【Allen Kee via AP】

現地16日(水)、2017年プロフットボール殿堂入り候補者が94人から26人へと絞られた。

26人のセミファイナリストは1月初旬までに15人へと絞られる。現段階では15人の攻撃選手、8人の守備選手、2人のコーチ、1人のキッカーが候補者の中に含まれている。

サンディエゴ・チャージャーズの元ランニングバック(RB)で、現在は『NFL Network(NFLネットワーク)』の解説者を務めているラダニアン・トムリンソンは殿堂入り資格を獲得して初年でありながら今回注目の候補者である。

2006年のMVP選手であるトムリンソンはチャージャースとニューヨーク・ジェッツでプレーした11年間で5度プロボウラーとして選出された経歴を持ち、6度のオールプロ選手となった人物。キャリア通算のランヤード数(1万3,684ヤード)は歴代で5位、オールパーパスヤード(1万8,456ヤード)は7位、そしてタッチダウン数(162回)は3位にランクインしている。

有資格者となって初年の候補者はその他にセーフティ(S)ブライアン・ドーキンスや、ディフェンシブエンド(DE)のジェイソン・テイラー、そしてワイドレシーバー(WR)のハインズ・ウォードがいる。

2016年の最終候補者となったカート・ワーナー、テレル・デービス、テレル・オーウェンズ、ジョン・リンチ、ドン・コーイェルも26人に含まれている。

元デンバー・ブロンコスでRBを務めたデービスはセミファイナリストに11度も選出されており、今年こそは殿堂入りを果たすかどうかが注目される。

デービス、ワーナー、オーウェンズ、そして元ダラス・カウボーイズのヘッドコーチ(HC)ジミー・ジョンソンの名前は今年の1月にも白熱した議論の中でたびたび上がった。一度最終候補者が15人に絞られると、その候補者にシニア部門からケニー・イーズリー、功労者部門からはジェリー・ジョーンズ、ポール・タグリアブーが加わる。

現地2017年2月5日(日)に開催される第51回スーパーボウルの前日に、48名からなる選考委員会によって栄えある殿堂入りの投票が行われる。