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【2016年シーズン】第11週サンデーフットボールの見どころ

2016年11月18日(金) 15:38

ダラス・カウボーイズのダック・プレスコット【AP Photo/Fred Vuich】

シーズンも中盤から終盤にさしかかり、プレーオフ争いがますます激しくなっている。

ダラス・カウボーイズ(8勝1敗)を筆頭に、ニューイングランド・ペイトリオッツ(7勝2敗)、カンザスシティ・チーフス(7勝2敗)、オークランド・レイダース(7勝2敗)、デンバー・ブロンコス(7勝3敗)、シアトル・シーホークス(6勝2敗1分)、ヒューストン・テキサンズ(6勝3敗)、ニューヨーク・ジャイアンツ(6勝3敗)、リーグ全体を通して9チームが6勝以上を挙げている。

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区は7勝しているチームを3つ抱える混戦地区だ。また、カウボーイズ、ジャイアンツ、ワシントン・レッドスキンズ(5勝3敗1分)、フィラデルフィア・イーグルス(5勝4敗)が所属するNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区はリーグで唯一全チームが勝率5割以上をキープしているディビジョンである。

第10週に行われたピッツバーグ・スティーラーズ対ダラス・カウボーイズ戦と、シアトル・シーホークス対ニューイングランド・ペイトリオッツ戦の両試合で、リードチェンジが7回繰り返されるなど、少ない点差で試合が決まる傾向が続いている。

今週末に行われる注目カードとしてまず挙げられるのは、ボルティモア・レイブンズ対ダラス・カウボーイズの一戦だ。第10週のサーズデイナイトフットボールでクリーブランド・ブラウンズを28対7で下しているレイブンズは、現在5勝4敗でAFC北地区のトップに君臨している。レイブンズのワイドレシーバー(WR)スティーブ・スミスはキャリア通算レシーブ997回キャッチを記録しており、NFL史上14人目のレシーブ1,000回達成まであと少しとなっている。対するカウボーイズは直近8連勝中と絶好調。クオーターバック(QB)ダク・プレスコットはここまで合計2,339ヤードを投げているのに加え、ランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットも合計1,005ヤードを走るなど、新人コンビの勢いは衰えることを知らない。2人の連携プレーでレイブンズを下し、9連勝となるかに注目だ。

第10週にサンデーナイトフットボールでニューイングランド・ペイトリオッツとの接戦に勝利し、勢いに乗るシーホークスはホームでフィラデルフィア・イーグルスと対決。第10週にはチーム合計208ヤードを走ってアトランタ・ファルコンズに勝利したイーグルスは、この試合でもRBライアン・マシューズを中心にラン攻撃を仕掛けたいところだ。シーホークスもペイトリオッツ戦で3タッチダウンを決めたワイドレシーバー(WR)ダグ・ボールドウィンの活躍に期待したい

第11週のサンデーナイトフットボールでは、QBアーロン・ロジャース率いるグリーンベイ・パッカーズが、敵地でワシントン・レッドスキンズと対戦する。昨シーズンのワイルドカードでの対戦を含め、過去に2度レッドスキンズを相手に先発し、両試合で白星を収めているロジャーズ。パッカーズにとって、プレーオフ出場の希望をつなげるためにも絶対に負けられない一戦となる。