NFLのワイドレシーバー（WR）カダリウス・トニーがジョージア州で女性に対する暴行と助けを求めるのを妨害した容疑で起訴された。

オンラインの拘置所記録によると、26歳のトニーは現地2月6日（木）に加重暴行および緊急通報の妨害または阻害の容疑で逮捕され、ダグラス郡拘置所に収監されたという。拘置所の電話応答者によると、トニーは5万ドル（約770万円）の保釈金を支払い、同日中に釈放されたとのこと。

現地12日（水）の時点で、トニーの有効な電話番号は見つかっておらず、オンラインの裁判記録に容疑についてコメントできる弁護士は記載されていなかった。

裁判所に提出された逮捕状によれば、トニーは1月14日にアトランタから西に20マイル（約32km）離れたダグラスビルにある自宅で、女性の喉を“呼吸ができなくなるほどの力で”つかんだという。捜査官は、女性の首に赤い痕があり、目からも出血が見られたと記している。

トニーは女性が911（日本の110番）に通報することも妨害。2つ目の逮捕状には、トニーが女性の携帯電話を取り上げ、音声コマンドを無効にした上で暴行を加えたと記されている。

トニーは2024年にクリーブランド・ブラウンズで3試合にのみ出場した後、12月にリリースされた。ニューヨーク・ジャイアンツから2021年ドラフト1巡目指名を受けたトニーは、2022年シーズンの途中にトレードでカンザスシティ・チーフスに加入し、そのシーズンのスーパーボウル制覇に貢献している。

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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