契約延長の希望額に年平均22億円を示唆するビルズRBクック
2025年02月14日(金) 11:57![](https://nfljapan.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2024/10/15083119/AP24283610276626.jpg)
ジェームス・クックが契約延長に期待するものを心に決めたようだ。
バッファロー・ビルズのランニングバック(RB)であるクックは、平均額で1,500万ドル(約22億8,889万円)ほどの新契約を求めている模様。クックが現地12日(水)に『Instagram(インスタグラム)』の“Live(ライブ)”に添えたコメントで、“年額1,500万”とつづったと『Rochester Democrat and Chronicle(ロチェスター・デモクラット・アンド・クロニクル)』が伝えた。
クックはルーキー契約の最終年を迎え、基本給で512万2,000ドル(約7億8,133万円)を受け取ることになっている。クックは今、契約延長の資格を得ている。
1,500万ドルという数字は、根拠のないものではない。ランニングバックの中で、この数字を上回るのは年額1,900万ドル(約29億00,41万円)のクリスチャン・マカフリーのみ。この金額は、ジョナサン・テイラー(1,400万ドル/約21億3,628万円)、セイクワン・バークリー(1,258万3,000ドル/約19億2,291万円)、アルビン・カマーラ(1,225万ドル/約18億7,284万円)、ジョシュ・ジェイコブス(1,200万ドル/約18億3,407万円)を上回る。これらのランニングバックのすべてが、25歳のクックより年上だ。
プロボウラーであるクックは2年連続で1,000ヤード超えのシーズンを送った。2024年のラッシングタッチダウン16回はリーグトップタイで、キャリー平均4.9ヤードは200回以上のキャリーを記録したランニングバックの中で5位に入る。
クックが1,500万ドル――もしくは、それに近い額――に値するとビルズが判断するかは、また別の話だ。ビルズは昨年にキャリーを分配しており、113回を数えたルーキーのレイ・デイビスもそこに含まれる。チームがこのコミッティーアプローチの継続を求める場合、1人のランニングバックに1,000万ドル超を支払う意味はあまりなくなる。ビルズには2026年にフランチャイズタグを用いる可能性もあり、その金額はおよそ1,500万ドルになると見られる(2025年は1,362万9,000ドル/約20億8,299万円ほどの見込み)。
選手が交渉の中で示す希望額と、実際の金額は必ずしも一致しない。しかしながら、具体的な数字を示そうというクックの意思からは、クックが自分自身をどう評価しているかが分かる。それは交渉において、重要な要素になるだろう。
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