NFLのサラリーキャップは急上昇を続けている。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが現地19日（水）に状況を知る人物の話をもとに報じたところによると、正式な数字はまだ確定していないものの、2025年シーズンにおける1チームあたりのサラリーキャップが2億7,750万ドル（約418億4,048万円）から2億8,150万ドル（約424億4,358万円）の範囲となる見込みだとリーグが各チームに提示したという。

その推定範囲は各チームの予想を上回るものとなっている。12月の時点で、各チームはサラリーキャップを2億6,500万ドル（約399億5,577万円）から2億7,500万ドル（約414億6,354万円）と見込んで予算を立てていた。最終的な金額がどうなるにせよ、すべてのチームが当初の予測よりも多くの資金を得ることになる。

2024年のサラリーキャップ（2億5,540万ドル／約385億0,832万円）と比べて、最小で2,210万ドル（約33億3,216万円）、最大で2,610万ドル（約39億3,527万円）の増加となる見込みだ。

フットボールビジネスが好調なため、サラリーキャップの大幅な増加が続いている。

この推定は、サラリーキャップが2018年の1億7,700万ドル（約266億8,744万円）から少なくとも1億ドル（約150億6,545万円）増加し、過去2年間で5,300万ドル（約79億9,115万円）以上増加することを意味している。

【RA】