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【2016年第11週】QBラックの活躍でコルツがタイタンズを下す

2016年11月21日(月) 12:34

インディアナポリス・コルツのアンドリュー・ラック【AP Photo/Darron Cummings】

現地20日(日)、勝ち負けを繰り返しているテネシー・タイタンズと第10週はバイウイークだったインディアナポリス・コルツが対決。試合は前半に得点を稼いだコルツがリードを守り切り、24対17で勝利して今季5勝目を挙げている。

コルツは最初のオフェンスドライブからクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックがワイドレシーバー(WR)T.Y.ヒルトンへの20ヤードパスなどで敵陣に前進すると、ランニングバック(RB)ロバート・タービンがエンドゾーンまで押し込んでタッチダウンを収め、先制する。対するタイタンズはQBマーカス・マリオタがアウトサイドラインバッカー(OLB)ロバート・マシスにサックされてしまうなど、第1クオーターはうまくコルツ守備陣を攻略できない。コルツは同クオーター終盤にもラックからWRドンテ・モンクリーフへの2ヤードパスでタッチダウンを決めて追加点を稼いでいる。

第2クオーター序盤にもヒルトンがラックからの2ヤードパスをつなげて再びタッチダウンを決め、スコアを21対0としたコルツ。タイタンズも意地を見せ、同クオーター終盤にはマリオタからWRタジ・シャープへの15ヤードパスで敵陣17ヤードまで迫ると、マリオタがさらにWRリシャード・マシューズに16ヤードパスを通してエンドゾーン手前へと攻め込む。最後はRBデマルコ・マレーがマリオタのパスをエンドゾーンでつないでタッチダウンし、点差を縮めて前半終了。

第3クオーターにはマリオタがディフェンスを振り払ってオープンになったシャープに34ヤードのタッチダウンパスをつなぎ、タイタンズが7点差に詰め寄った。しかし、その後は両チームのディフェンス陣が要所をしっかり抑え、得点のチャンスを与えず。

タイタンズがフィールドゴールを成功させれば、直後のドライブでコルツもフィールドゴールを決めてリードを死守。それでも、タイタンズは第4クオーター中盤にラックのパスをディフェンシブバック(DB)ブライス・マッケインがインターセプトし、試合を振り出しに戻すチャンスを得る。マリオタのパスなどで、敵陣まで進入するも、フォースダウンギャンブルに失敗し、試合時間2分42秒を残して相手にボールを手渡した。そのままコルツが逃げ切って試合は終了している。

コルツQBラックはパス28回中15回、262ヤード、2タッチダウン、1インターセプト。WRヒルトンはレシーブ5回、97ヤードをマークした。コルツは第12週、サーズデイナイトフットボールでピッツバーグ・スティーラーズと対決する。

タイタンズQBマリオタはパス38回中25回成功、290ヤード、2タッチダウンを記録。WRマシューズはレシーブ9回、122ヤードと活躍したものの、勝利にはつながらなかった。タイタンズは対コルツ戦で11連敗を喫している。