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【2016年第11週】QBブレイディが4TDパス、ペイトリオッツが今季8勝目

2016年11月21日(月) 14:00


ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【AP Photo/Ben Margot】

現地20日(日)、ニューイングランド・ペイトリオッツが敵地リーバイス・スタジアムに乗り込んでサンフランシスコ・49ersとの一戦に臨んだ。クオーターバック(QB)トム・ブレイディがワイドレシーバー(WR)マルコム・ミッチェルに深いパスを通して56ヤードのタッチダウンをヒットさせるなど、合計4回のタッチダウンパスを決める大活躍を見せ、第4クオーターだけで17得点をマークしたペイトリオッツが30対17で49ersを下した。ペイトリオッツが今季8勝目を挙げた一方で、49ersは9敗目を喫している。

開始早々、49ers陣地12ヤードラインでペイトリオッツのストロングセーフティ(SS)パトリック・チャンが相手QBコリン・キャパニックをサック。滑り出し好調のペイトリオッツは攻撃権を得るとブレイディ率いる攻撃陣が敵陣に突き進み、WRジュリアン・エデルマンが4ヤードパスを受け取ってタッチダウンを決めた。ただ、キッカー(K)スティーブン・ゴストコウスキーのエキストラポイントは失敗に終わる。

49ersがフィールドゴールで3点を返すも、すぐさまブレイディがランニングバック(RB)ジェームス・ホワイトに9ヤードのタッチダウンパスを投げてペイトリオッツが追加点。守備陣が49ersオフェンスを退け、次のシリーズでもエンドゾーンに攻め込んだペイトリオッツだったが、RBレギャレット・ブラントがタッチダウンを狙うもタックル(T)ネイト・ソルダーがペナルティを取られて無効に。その後、ブレイディがインテンショナルグラウディングによるペナルティを科されている。前半残り5分03秒、反撃の狼煙を上げたい49ersのQBキャパニックがタイトエンド(TE)バンス・マクドナルドにタッチダウンパスを通して3点差に迫った。

第3クオーターは両陣ともに得点につながるプレーができず、時間が経過していくが、最後のドライブで敵陣に攻め込んでいたペイトリオッツが第4クオーター早々にタッチダウンとエキストラポイントで7点を追加する。QBブレイディから5ヤードのタッチダウンパスを受け取ったのはWRダニー・アメンドーラだ。49ersはペイトリオッツ守備陣に行く手を阻まれ、思うように攻撃できず。逆にリードを広げたペイトリオッツはリズムに乗るブレイディがWRミッチェルに深いパスを投じ、この日4度目のタッチダウンパスをマークする。さらに、Kゴストコウスキーがフィールドゴールを成功させて3点を加えている。残り時間が少なくなる中、自らボールを持って切り込みながらパスをつないで敵陣に前進した49ersのQBキャパニックがRBショーン・ドラウーンに13ヤードのパスを通し、タッチダウンで一矢報いたが、試合は30対17で決し、ペイトリオッツが白星を挙げた。

ペイトリオッツQBブレイディはパス40回中24回成功、280ヤード、4タッチダウン、インターセプトはない。

49ersのQBキャパニックは30回中16回のパスを成功させて206ヤード、2タッチダウンを決めている。