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QBロジャースのスティーラーズ加入の可能性に平然とした態度を示すDEヘイワード

2025年03月19日(水) 12:13


ピッツバーグ・スティーラーズのキャメロン・ヘイワード【AP Photo/Keith Srakocic, File】

オールプロの出場経験を持つピッツバーグ・スティーラーズのディフェンシブタックル(DT)キャメロン・ヘイワードは、2025年の先発クオーターバック(QB)が誰になるのかを待ち続けることに業を煮やしている。

自身のポッドキャスト『Not Just Football with Cam Heyward(ノット・ジャスト・フットボール・ウィズ・キャム・ヘイワード)』の最新エピソードで、ヘイワードは「クオーターバックの話はもううんざりだ」と語った。

「早く決まってほしいけど、どうなるのかは分からない。ああ、もうフリーエージェントの話は終わりにしたい」とつけ加えた。

スティーラーズはアーロン・ロジャースの争奪戦に参戦しているが、4度のMVPに輝いたベテランQBは、2025年にどのチームでプレーするかを慎重に見極めている。スティーラーズのほか、ニューヨーク・ジャイアンツに加え、意外な候補としてミネソタ・バイキングスの名前も挙がっている。

ロジャースをチームに勧誘するとしたら、どのようなアピールをするかと問われたヘイワードは、淡々とした反応を見せた。

「俺は暗闇の中で瞑想したりしない。そんなのは必要ない」とヘイワードは語り、ロジャースが2年前にニューヨーク・ジェッツ加入前に、数日間にわたって隔離された部屋で自己探求を行ったことを引き合いに出した。

「スティーラーズの一員になりたいのか、そうじゃないのか。ただそれだけだ。俺が勧誘するとしたら、そう言う。ピッツバーグ・スティーラーズ。加わりたいなら歓迎するし、そうでないなら別に構わない」

35歳のヘイワードは、どんな選手に対しても決断を急かすつもりはないと補足し、この状況全体に対して平然とした態度を示した。

「俺は誰かに指図するつもりはない。ただ、チームの一員になりたいなら、迷わず加わればいい」とコメント。

スティーラーズはフリーエージェント解禁直後にベテランQBのメイソン・ルドルフと契約を結び、ひとまずチームに馴染みのある司令塔を確保した。

ヘイワードは、チームメイトはルドルフのことを信頼していると話している。

「彼はロッカールームにふさわしい選手だ」とヘイワードは言う。

このオフシーズンの次の大きな焦点は、ロジャースがスティーラーズのロッカールームに加わるのか、それとも別のチームへ行くのか。あるいは、引退という道を選ぶのか。その決断を待つことになりそうだ。

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