10年を過ごしたペイトリオッツからの放出は「ちょっとショック」だったとCアンドリュース
2025年03月21日(金) 12:29
ニューイングランド・ペイトリオッツのセンター(C)だったデービッド・アンドリュースは先週、チームからのリリースの知らせという列車に不意打ちをくらった。
元チームメイトのブライアン・ホイヤーと共に配信しているポッドキャスト“The Quick Snap(ザ・クイック・スナップ)”で、アンドリュースは“解雇”された際の自分のリアクションについて、ビル・ベリチック式の比喩を使って話している。
『Boston Globe(ボストン・グローブ)』によれば、アンドリュースはこう語っていたという。
「その週の初めに知らされた。ちょっとショックだったよ。俺はすごく恵まれていた。10年を過ごして、解雇されたことなんてなかった。俺は夢の中に生きていたんだ。決断は俺がするものだっていう、幻想の中でね」
「ビルは何て言っていた? トンネルの先に光が見える。それが列車じゃないことを願っているんだって言ってたよな。俺はそれが列車じゃないことを願っていたけど、実際には列車だったってわけだ」
アンドリュースのニューイングランドでの10年間が、列車の一撃によって終わった。昨シーズンは肩を負傷して10月でシーズンを終えており、4試合でしかプレーしていない。
32歳のアンドリュースはヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベルと攻撃コーディネーター(OC)ジョシュ・マクダニエルズにとって価値あるものをまだ提供できると考えていただけに、放出の知らせに驚いた。
「俺はジョシュや新しいコーチたちとやっていく機会にものすごくワクワクしていたし、彼らと知り合っていくのを楽しみにしていた。同時に、あのオフェンスがものすごくいいものだとも分かっていた。あのオフェンスの中で、俺はたくさんの成功を収めている。また結集することにワクワクしていた。ジョシュとは素晴らしい関係を築いていたし、ブラベルに会うことや、フットボールコーチとして彼がもたらすものにワクワクしていた」
「手術を受けてみて、どうなるか様子を見ることもできると思っていた。もちろん、チームはベストのフットボールチームを作るために決断する。俺たちはずっとそう聞いてきた。選手として、それを尊重するのさ。手助けするために、そして、価値を提供するために、俺にできることはあったと思う。でも、俺はある程度の部分で、彼らの決断を理解している」
ペイトリオッツはオフェンシブライン再建の一環として、元ミネソタ・バイキングスのCギャレット・ブラッドベリーを迎え入れた。この再建には、ベテランライトタックル(RT)モーガン・モーゼスとの契約も含まれている。来月に実施されるドラフトの早い段階で、さらにオフェンシブラインの補強を続けるだろう。
その負傷歴や年齢、そして、今や放出されてしまった中でも、アンドリュースはまだ引退するのか、それともキャリアを継続するのかを決めていない。
「直近では、何か大きな動きをする予定はない。いろいろな状況によってくる。今は家で過ごすさ」とアンドリュースは話した。
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