ビルズとホールマークがクリスマス映画『ホリデータッチダウン:ビルズのラブストリー』を制作へ
2025年03月28日(金) 12:01
昨年にカンザスシティ・チーフスがクリスマス映画でハリウッドデビューを果たしたのに続き、今年はバッファロー・ビルズがホリデーシーズンを盛り上げる。
現地27日(木)、ビルズが『Hallmark Media(ホールマーク・メディア)』、NFL、『Skydance Sports(スカイダンス・スポーツ)』と提携し、『Holiday Touchdown: A Bills Love Story(ホリデータッチダウン:ビルズのラブストリー)』を制作すると各社が発表した。ビルズのセーフティ(S)ダマー・ハムリンがSNSを通じてこのニュースをファンに届けている。
「バッファロー・ビルズのハムリンから、ひと足早いクリスマスプレゼントだ!ホールマーク・メディアと NFL が今年タッグを組んで、ビルズ をフィーチャーしたホリデー映画『Holiday Touchdown: A Bills Love Story』を、2025年の“Countdown to Christmas(カウントダウン・トゥ・クリスマス)” の一部として制作する!」
制作は今年後半に開始され、ビルズの本拠地ハイマーク・スタジアムを含むバッファローおよびその周辺地域で全編が撮影される予定だ。キャストについては後日発表される。『Holiday Touchdown』の最新作は、今年の冬に16年目を迎える特別企画“Countdown to Christmas”の一環として、『Hallmark Channel(ホールマークチャンネル)』で独占放送される。
ビルズの最高執行責任者(COO)を務めるピート・グエリは声明で次のように述べている。
「この素晴らしいプロジェクトへの参加をスカイダンス・スポーツから打診されたことは、非常に光栄なことだ。ホールマークとバッファロー・ビルズという2つの強力なブランドが手を取り合うこの作品は、スポーツとエンターテインメントの世界において、ビルズのブランドとわれわれの素晴らしいファンベースがいかに成長し続けているかを示す一例となる。ホールマークのプラットフォームでウェスタン・ニューヨークとビルズ・マフィアを紹介できるのは、信じられないほど素晴らしい機会であり、このプロジェクトの一員となれたことを誇りに思う。この作品がホリデーシーズンのヒット作になることを願っている」
ビルズを題材としたホリデー映画の制作は、昨年にAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のライバルであるチーフスに続く形となる。『Holiday Touchdown: A Chiefs Love Story(ホリデータッチダウン:チーフスのラブストリー)』では、ヘッドコーチ(HC)アンディ・リードやディフェンシブエンド(DE)ジョージ・カーラフティス、元クオーターバック(QB)トレント・グリーン、そしてスタータイトエンド(TE)トラビス・ケルシーの母親であるドナ・ケルシーら、チーフスを象徴する人物たちが出演した。
ホールマークのブランド責任者であるダレン・アボットは、「昨年のNFLおよびカンザスシティ・チーフスとのパートナーシップは、われわれの期待を大きく上回る成功を収めた」と声明の中で語った。
「今年はビルズとタッグを組み、愛、家族、そしてファンに親しまれてきたホールマークが誇るクラシックなストーリーテリングを詰め込んだ、新たなホリデー映画をお届けする。ビルズが長年にわたって築いてきた特別なコミュニティを舞台に物語が描かれることを、心から楽しみにしている」
チーフスは昨年の冬にホールマーク映画初登場を果たした後、3年連続となるスーパーボウル進出を決めた。ビルズもまた、このホリデー映画への出演がチームにとって成功への足掛かりになることを期待している。
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