QBドリュー・ロックがシーホークスへの復帰に同意
2025年04月12日(土) 14:46
運命とは不思議なもので、クオーターバック(QB)ドリュー・ロックとラッセル・ウィルソンが再び場所を入れ替わることになった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地11日(金)に伝えたところによると、ロックがシアトル・シーホークスに復帰する契約条件に同意したという。
元々デンバー・ブロンコスにドラフト指名されたロックは、ウィルソンを獲得する代わりのパッケージの一部として2022年にシーホークスにトレードされていた。
今回、ロックは2024年にプレーしたニューヨーク・ジャイアンツを離れることになる。それはこのオフシーズンにウィルソンとQBジェイミス・ウィンストンを加えたチームだ。
2019年NFLドラフトでブロンコスから全体42位で指名されたロックは、シーホークスの先発QBサム・ダーノルドの後ろに滑り込むことになるだろう。現在ダーノルドの後ろにはサム・ハウエルとジャレン・ホールが控えている。
28歳のロックは6年間で3チームに在籍し、28回の先発経験がある。先発としては10勝18敗で、タッチダウン34回、インターセプト28回、6,354ヤードを獲得。昨年のジャイアンツでは5試合に先発して1勝4敗、タッチダウンパス6回、インターセプト5回、1,071ヤードだった。この中には優れた働きでトータル5回のタッチダウンを決めてインディアナポリス・コルツを振り切った試合も含まれている。
ロックは、スポット先発で輝ける有効なバックアップであることを証明してみせた。過去にはシアトルでも何度かそれを見せており、もう一度シーホークスに戻ってダーノルドの控えを務めることになる。
【M】