ドラフト候補生のルイジアナ州立大学WRキレン・レイシーが逝去、享年24
2025年04月14日(月) 09:26
ルイジアナ州立大学(LSU)のアスレチック部門の広報担当者が現地13日(日)に、ワイドレシーバー(WR)としてプレーしていたキレン・レイシーが24歳で亡くなったと公表した。
LSUのアスレチック部門はレイシーの死亡を正式に発表した一方で、死因については明らかにしていない。バトンルージュの『WAFB-TV』は匿名の親族の話をもとに、ルイジアナ州ティボドー出身のレイシーがヒューストン地域で亡くなったと報じた。
ヒューストン警察はメディアからの問い合わせをハリス郡検視官事務所に転送したが、同事務所は日曜日に『Associated Press(AP通信)』から寄せられたメールにすぐに対応しなかった。
レイシーは12月にルイジアナ州ラフォーシェ郡で交通事故を起こしたとされており、この事故では78歳の男性が死亡している。レイシーはスピード違反と追い越し禁止区域での追い越しをしたとして、無謀運転の容疑をかけられていた。このとき、レイシーが乗っていたダッジ・チャージャーを避けようとして道を逸れた車が、他の車と正面衝突している。州警察の報告によると、事故に巻き込まれたルイジアナ州ティボドー在住のハーマン・ホールさんは病院に搬送された後に死亡したという。
ルイジアナ州グレイの州警察C部隊当局によれば、レイシーは助けを求めずに事故現場から逃走したとのこと。レイシーは1月に過失致死、重罪のひき逃げ、無謀運転の容疑で逮捕された。WAFB-TVによると、大陪審はこの事故に関する証拠の聴取を月曜日から始める予定だったという。
レイシーは昨シーズンにLSUで最多となる9回のタッチダウンレシーブを記録。事故が発生した数日後に、今月に実施されるNFLドラフトへの参加を表明したレイシーは、12月31日にLSUがベイラー大学に勝利したテキサスボウルには出場していなかった。レイシーは昨シーズンにLSUで12試合に出場し、レシーブ数(58回)とレシーブヤード(866ヤード)でそれぞれチーム内2位につけた。
【RA】