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「まだ始まったばかりなのに、もう結末を書かれてしまった」と語るFAのRBニック・チャッブ

2025年04月17日(木) 10:04


ニック・チャッブ【AP Photo/Kirk Irwin】

フリーエージェント(FA)のランニングバック(RB)ニック・チャッブは2023年に見舞われた深刻な膝のケガから回復するにつれ、徐々に通常の状態に戻りつつある。

長年にわたってクリーブランド・ブラウンズで活躍してきたチャッブは、今週初めにソーシャルメディアに動画を投稿し、かなりの重さを担いでスクワットする姿を披露。これは、チャッブが負傷前にもよく行っていたことだ。

現地15日(火)、チャッブは『Instagram(インスタグラム)』の投稿を通じて自身の心境を明かした。

チャッブは「まだ始まったばかりなのに、もう結末を書かれてしまった」とつづり、コウモリの絵文字を添えている。

「ニック・チャッブが再び500ポンド(約227kg)以上のスクワットに成功(推定575ポンド/約261kg)」

「#Brownsはまだ彼と再契約していない #Dawgpound」

29歳のチャッブは2023年シーズンの開幕から2試合目で深刻なケガに見舞われた。昨季は復帰を果たして8試合に出場したが、以前のような圧倒的なパフォーマンスを見せることはなかった。

膝のケガからさらに1年が経過すれば、プロボウルに4度選出された経歴を持つチャッブは元の状態に近づくかもしれない。

ブラウンズとの再契約はチームとチャッブの両方にとって最も理にかなっている。しかし、現時点でチャッブはまだフリーエージェントだ。今年のドラフトでは有望なランニングバックが豊富にそろっているため、ベテランのチャッブは、2025年にクリーブランドに戻ることになるのか、それとも8年のキャリアで初めて新チームでプレーすることになるのかを知るのに、しばらく待つ必要があるかもしれない。

【RA】