NFLとナイキが“ライバルリーズ”プログラムを開始、地域に着想を得た新ユニフォームとファングッズを発表へ
2025年04月26日(土) 14:32
『Nike(ナイキ)』とナショナル・フットボール・リーグ(NFL)が、アスリートとファンがこれまでになかった形でつながる機会を提供することを目的とした“ライバルリーズ(Rivalries)”という新しくエキサイティングなプログラムを発表した。このプログラムでは4シーズンにわたって特別にデザインされたナイキのユニフォームとファングッズが取り入れられ、NFLのライバル対決をさらに盛り上げていくことになる。“ライバルリーズ”は長年語り継がれてきた伝統を称え、独自で洗練されたプロダクトデザインを通じてコミュニティをひとつにしながら、ファンのエンゲージメントを高めていくものだ。
NFLの最高収益責任者であるレニー・アンダーソンは「NFLではフットボール界で最も激しいライバル関係の数々が存在しており、“ライバルリーズ”を世界に発信した今日はNFLにとって歴史的な瞬間となっている」と述べ、こう続けた。
「ナイキとともに、ライバル対決の持つ力を活用し、ファンの興奮と地域に対する誇りを新たなレベルへと引き上げていく。特別にデザインされた選手用ユニフォームや限定版のファングッズを通じて、私たちは競争心を刺激し、誰もが持つ勝者の精神を引き出す旅に出発する」
最初の参加チームはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区(バッファロー・ビルズ、マイアミ・ドルフィンズ、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ニューヨーク・ジェッツ)とNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区(アリゾナ・カーディナルス、ロサンゼルス・ラムズ、サンフランシスコ・49ers、シアトル・シーホークス)から選出される。
参加するチームは地区ライバルと対戦するホームゲームで、地域社会の特徴に基づいた独自の“ライバルリーズ”ユニフォームを着用する予定だ。デザインは各市場の歴史やチームが拠点を置く都市ならではのコミュニティの特徴からインスピレーションを得て作り上げられている。
“ライバルリーズ”ユニフォームは公開された後、導入から3年間は既存のオルタネート(代替)ユニフォームに加え、各チームのユニフォームラインアップに含まれることになる。AFC南地区とNFC北地区のチームは2026年に、NFC東地区とAFC西地区のチームは2027年に、AFC北地区とNFC南地区のチームは2028年に“ライバルリーズ”ユニフォームを披露する予定だ。
今年の“ライバルリーズ”ユニフォームは最初の地区対決の前に公開される。どの対決が指定されるかは、2025年NFLスケジュール発表後に別途発表される予定だ。ファンは新しいジャージーや、Tシャツ、フーディー、ジャケット、ヘッドウェアといったサイドラインアパレルやファングッズを購入することで、応援の気持ちを示すことができる。
良いライバル関係ほどフットボールコミュニティを強固に結びつけるものはない。ライバル関係は選手を成長させ、チームを強化し、街をひとつにする。“ライバルリーズ”のジャージーやアパレルは最初のライバルゲームに先立ち、『Nike.com』、『NFLshop.com』、『Fanatics.com』および各チームの公式ストアなどで販売される予定だ。また、カナダ、メキシコ、ヨーロッパ、オーストラリアのNFLショップサイトおよび一部の海外小売店でも販売される。
【RA】