グリーンベイ・パッカーズ対デトロイト・ライオンズ

会場：フォード・フィールド（デトロイト）
日程：11月27日（木）アメリカ東部時間13時【日本時間28日（金）3時】

デトロイト・ライオンズは伝統となっているサンクスギビングゲームでグリーンベイ・パッカーズを迎え撃つ。感謝祭の日の一戦目として行われるこの試合は、アメリカ東部時間13時にキックオフの予定だ。

2年連続でNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）北地区を制し、2023年にはカンファレンスチャンピオンシップにまでコマを進めたライオンズは、2025年もその勢いを維持することを目指すだろう。しかし、スーパーボウル進出という目標に到達できていない上に、2025年シーズンには攻守両面で新たなコーディネーターを据えて臨むため、モーターシティでは証明しなければならないことが多く残っている。

一方のパッカーズも2年連続でポストシーズンに進出しているが、クオーターバック（QB）アーロン・ロジャースが在籍していた2021年シーズンより後にNFC北地区制覇は成し遂げていない。ジョーダン・ラブはパッカーズの先発QBとして3年目を迎える。若くして高給を得ているラブは、ライバルチームを破ることでパッカーズでの実績を積み重ねる機会を得るだろう。

2024年の2戦で勝利を収めたのはいずれもライオンズだが、2年前のサンクスギビングデーの対決を制したのはパッカーズだった。NFC北地区では2025年も激しい競争が予想されており、このホリデー対決はライバル同士が全米の注目を集めて激突する一戦となるだろう。

カンザスシティ・チーフス対ダラス・カウボーイズ

会場：AT&Tスタジアム（テキサス州アーリントン）
日程：11月27日（木）アメリカ東部時間16時30分【日本時間28日（金）6時30分】

この日はパッカーズ対ライオンズ戦に続き、カンザスシティ・チーフスとダラス・カウボーイズの対決がアメリカ東部時間16時30分から『CBS』で放送される。

全日程が公開された現地14日（水）に先立って発表されていたこの試合では、第59回スーパーボウルに進出するも勝利を逃したチーフスと、昨季に果たせなかったプレーオフ進出を目指すカウボーイズが激突する予定だ。

この試合はチーフスのQBパトリック・マホームズにとって、テキサス州アーリントンで臨む初めての試合となり、カウボーイズのQBダック・プレスコットと相まみえるのは2回目となる。また、チーフスにとっては2006年以来のサンクスギビングゲームであり、感謝祭の日をフットボール観戦の日として定着させるのに貢献してきたカウボーイズとの注目の一戦となる。

シンシナティ・ベンガルズ対ボルティモア・レイブンズ

会場：Ｍ＆Ｔバンク・スタジアム（ボルティモア）
日程：11月27日（木）アメリカ東部時間20時20分【日本時間28日（金）10時20分】

サンクスギビングデーのトリプルヘッダーを締めくくるのは、シンシナティ・ベンガルズとボルティモア・レイブンズのAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）北地区対決だ。この試合はアメリカ東部時間20時20分からレイブンズの本拠地で行われ、『NBC』で放送される。

レイブンズは2025年シーズンにプレーオフでの壁を乗り越え、優勝を果たした2012年以来となるスーパーボウル出場を目指している。一方、2年連続で9勝8敗の成績を残しながらもAFC北地区でそれぞれ3位と4位に沈んだベンガルズは、3年ぶりのポストシーズン進出を狙っているはずだ。

この地区対決は過去数シーズンにわたり、見応えのある展開を数多く生み出している。3年前のワイルドカード週末では、ベンガルズが試合の後半にファンブルリカバータッチダウンを決めてレイブンズを下した。一方、2024年シーズンはレイブンズが2試合とも10点以上の差をつけられながらも劇的な逆転勝利を収めている。

MVPに2度輝いたQBラマー・ジャクソンとランニングバック（RB）デリック・ヘンリーが一方のサイドに、QBジョー・バロウと2人のスターワイドレシーバー（WR）ジャマール・チェイス、ティー・ヒギンズがもう一方のサイドに立つこの対戦は、ファンにとってまたしても見応えのある試合となるだろう。

【RA】