コルツオーナーを務めた故ジム・アーセイの内輪の追悼式は現地6月2日に実施
2025年05月29日(木) 09:46
インディアナポリス・コルツが現地28日(水)に、オーナーを務めた故ジム・アーセイの私的な追悼式が6月2日(月)にインディアナポリスで執り行われると発表した。
チームによると、公の追悼式の詳細は後日発表される予定だという。
1997年からチームを率いてきたアーセイは、5月21日に65歳で逝去。没後、アーセイがインディアナポリスやNFL全体に及ぼした影響は大きく感じられている。
水曜日のOTA(チーム合同練習)では、ヘッドコーチ(HC)シェーン・スタイケンを含む多くのコーチと選手が、パワーリフティングをしている若き日のアーセイの写真がプリントされたシャツを着用していた。
練習後、スタイケンHCは感極まった様子で「まずはアーセイ家の皆さまに哀悼の意を表したい。このつらい時期に、私たちの思いと祈りは彼らと共にある」と述べている。
「皆さんの中にも、アーセイ氏のことをよく知り、長い間このチームを取材してきた人がたくさんいると思う。私は彼と2年間一緒に過ごしたが、素晴らしい人だった。彼がどれだけ寛大だったかは皆さんもご存じだろう。チームには先週、建物の中で会ったり電話で話したりするたびに、彼が必ず最後に“コーチ、このチームと組織のために必要なものは何でも言ってくれ。サポートするから”と言ってくれたという話をした。彼はまさにそういう人だった。私たちは今シーズンをジムに捧げ、彼のために勝利をつかみ取るつもりだ」
アーセイは1984年に25歳でNFL史上最年少のジェネラルマネジャー(GM)に就任。1997年にチームの筆頭オーナーに就任してからは、コルツを16回のプレーオフ進出、2度のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ制覇、1度のスーパーボウル制覇に導いた。
コルツは火曜日に、2025年NFLシーズンを通じてアーセイを称える特別なジャージーパッチを着用することを発表している。
【RA】