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【2016年シーズン】第11週マンデーナイトフットボールの見どころ

2016年11月21日(月) 22:22

ヒューストン・テキサンズのブロック・オズワイラー【AP Photo/George Bridges】

第11週のマンデーナイトフットボールの舞台となるのはメキシコ・メキシコシティにあるエスタディオ・アステカ(スタジアム)となる。NFLがメキシコで最後に試合を主催したのは2005年10月2日のアリゾナ・カーディナルス対サンフランシスコ・49ers戦以来で、試合は31対14でカーディナルスが勝利し、アメリカ本土以外で行われた初のレギュラーシーズンゲームを締めくくっている。

アメリカ国外で開催される初めてのマンデーナイトフットボールで対決するのは、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区トップのオークランド・レイダース(7勝2敗)とAFC南地区トップのヒューストン・テキサンズ(6勝3敗)だ。NFL史上最多入場ゲーム上位10のうち、トップ2を含む4ゲームがメキシコ開催ゲームであることもあり、今回も多くのファンが会場に足を運ぶと考えられている。

NFLコミッショナーのロジャー・グッデルはメキシコで再び試合を行うことについて次のようにコメントしている。

「レギュラーシーズンゲームをメキシコで開催することはインターナショナルシリーズの開催地を広げると同時に、国際的な成長を遂げていくための重要な一歩になります。情熱的なファンが多いメキシコでの試合を楽しみにしています」

現在2連勝中のテキサンズは第10週のジャクソンビル・ジャガーズ戦で、クオーターバック(QB)ブロック・オズワイラーが2タッチダウンパスを投げ、今季初めて敵地で勝利を収めている。守備の要となるディフェンシブエンド(DE)J.J.ワットを欠く中、テキサンズ守備陣はここまで素晴らしい活躍を見せてきた。パスディフェンスにも定評があるテキサンズの守備が試合の鍵を握るはずだ。

対するレイダースも直近3連勝と、今、波に乗っているチームの一つだ。第9週にデンバー・ブロンコスを下し、第10週はバイウイークだったレイダース。ブロンコス戦ではランニングバック(RB)ラタビアス・マレーが114ヤード、3タッチダウンを走る大活躍を見せ、チームの勝利に貢献した。QBデレック・カーは今シーズン17タッチダウンを決めており、第9週のタンパベイ・バッカニアーズ戦では513ヤードを投げるなど、カーとテキサンズ守備陣の対決は見逃せない。