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【2016年第11週】パッカーズ4連敗、連続TDでレッドスキンズが快勝

2016年11月21日(月) 14:51

ワシントン・レッドスキンズのカーク・カズンズ【AP Photo/Alex Brandon】

現地20日(日)に行われたサンデーナイトフットボールは、負け越しでプレーオフ出場が危ぶまれるグリーンベイ・パッカーズ(4勝5敗)が、ワシントン・レッドスキンズ(5勝3敗1分)と敵地で対戦。パッカーズはシーズン巻き返しを狙うも、レッドスキンズ攻撃陣に深いパスを次々に決められ、試合後半には両チームでタッチダウン合戦となったが、レッドスキンズがターンオーバーを機にたたみ掛け、42対24で快勝している。

立ち上がり、両チーム合わせて5回のパントが飛び交った試合は、まずレッドスキンズが敵陣に攻め込んだ。ショートパスで攻撃をつなげ、最後はクオーターバック(QB)カーク・カズンズがワイドレシーバー(WR)デショーン・ジャクソンへ17ヤードタッチダウンパスで先制する。対するパッカーズは、次の攻撃で第4ダウンのコンバートを2回強行し、最後はQBアーロン・ロジャースからWRジョーディ・ネルソンへのパスで同点に。その後、フィールドゴールで追加点を重ねると、レッドスキンズはランニングバック(RB)ロブ・ケリーがエンドゾーンを駆け抜けて応戦した。2ポイントコンバージョンには失敗し、13対10とレッドスキンズが3点リードして前半を折り返す。

第3クオーターではレッドスキンズがフィールドゴールで得点後、パッカーズQBロジャースがタイトエンド(TE)ジャレッド・クックへ47ヤード、WRランドール・コブへ22ヤードとパスを通し、ゴール前まで進む。しかし、強風のコンディションでフィールドゴールをミス。次のドライブでレッドスキンズはWRジェイミソン・クラウダーへの44ヤードパスでタッチダウンを奪う。2ポイントコンバージョンには失敗するが、22対10とリードを広げた。

第4クオーターでは、パッカーズRBジェームス・スタークスがQBロジャースからのショートパスをキャッチした後、31ヤードを走ってタッチダウン。レッドスキンズがWRピエール・ガーソンの70ヤードタッチダウンで応戦すると、パッカーズもTEクックがタッチダウンを返す。レッドスキンズは第4ダウンをQBカズンズが自ら飛び込んでコンバートした後、WRジェイミソン・クラウダーへの53ヤードパス、続いてRBケリーが持ち込んでタッチダウンを決めている。両チーム合わせて5連続タッチダウンのドライブが続いた。残り4分を切り、11点を追うパッカーズの攻撃となったが、レッドスキンズのコーナーバック(CB)ジョシュ・ノーマンがTEクックのファンブルを誘発し、レッドスキンズRBケリーが駄目押しのタッチダウンを決めた。パッカーズはその後もインターセプトを奪われ、42対24でレッドスキンズに完敗した。

パッカーズQBアーロン・ロジャースはパス41回中26回成功、351ヤード、3タッチダウン。TEクックは、105ヤード、1タッチダウン。

レッドスキンズQBカーク・カズンズはパス30回中21回成功、375ヤード、3タッチダウン。ドラフト外契約の新人RBロブ・ケリーが137ヤード、3タッチダウンと活躍した。WRガーソンは116ヤード、WRクラウダーも102ヤードを記録している。

パッカーズはこれで4勝6敗、レッドスキンズは6勝3敗1分となった。