ジャガーズ新人WR/CBハンターがOTAで素晴らしいインターセプトを披露
2025年06月04日(水) 09:20
ジャクソンビル・ジャガーズのワイドレシーバー(WR)/コーナーバック(CB)トラビス・ハンターがオフシーズンプログラムでディフェンスの練習に参加する様子は、これまでのところあまり見られてこなかった。
現地3日(火)にジャガーズのソーシャルメディアチームによって公開された映像により、ファンはそのパフォーマンスを楽しむことができている。
同じく新人のWRダリウス・ラシターと向かい合って並んだハンターは、ルートの最中に一切のスペースを与えず、その後、飛んできたボールを弾き飛ばし、地面に倒れ込みながら再びキャッチし、息をのむようなインターセプトを決めた。
ハンターがビッグプレーを決めたのはまだパッドを装着していない6月だ。しかし、他の選手なら弾き飛ばすだけで終わっていたかもしれない場面で、ボールを奪って攻守を入れ替えるところまで持ち込む粘り強いカバレッジと反応力は、現在のジャガーズがまさに求めているものだと言えよう。
「別格だ」
Bro is a unicorn 🦄@TravisHunterJr | @Dream_Finders
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) June 3, 2025
ジャガーズは攻守両面で試合に影響を与えられるハンターの能力を評価し、4月のドラフトで全体2位指名権を得るために、来年のドラフト1巡目指名権を含む複数の指名権をトレードして順位を上げた。
コロラド大学での最終シーズンにワイドレシーバーおよびコーナーバックとして計1,460回のスナップに参加し、ハイズマントロフィーを受賞したハンターは、オフシーズン序盤のルーキーミニキャンプでは、主に起用されると見られているオフェンスでの練習に専念していた。
一方、OTA(チーム合同練習)では、ディフェンスの練習にも参加する機会が与えられている。ヘッドコーチ(HC)リアム・コーエンは5月28日に、ハンターが同じセッションで攻守両方の練習を行うことはないと示唆。そのため、火曜日はディフェンスの練習だけに参加する日となっている。
短い期間ではあるものの、ハンターはこれまでのところ、両ポジションで好印象を残すなど、順調な様子だ。
ワイドレシーバーとコーナーバックの役割を兼任することの複雑さが原因なのか、ハンターは2025年ドラフトの全体10位以内で指名された選手の中で唯一、まだ契約を結んでいない選手となっている。
ジャガーズは近日中に契約をまとめる予定だ。
ジャガーズは当面、そして願わくは長きにわたって、若きスター選手が火曜日に見せたような素晴らしいパフォーマンスを目の当たりにすることになるだろう。
【RA】