ドルフィンズHCマクダニエルはTEスミスの残留を希望、「オフェンスにとって非常に重要」
2025年06月04日(水) 10:44
タイトエンド(TE)ジョンヌ・スミスはマイアミ・ドルフィンズに残ることを希望している。ヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルもスミスの残留を願っている。あとはチームが契約面の隔たりを埋め、双方が納得する着地点を見いだせるかどうかだ。
スミスは現行契約で2025年に約410万ドル(約5億9,019万円)を受け取る見込みだ。しかし昨季、その契約を上回るパフォーマンスを見せたことを受け、新たな条件を求めて自主参加のチーム活動を欠席している。
マクダニエルHCは現地2日(火)、スミスはオフェンスにとって「非常に重要な」存在だと語った。
「ジョンヌにチームにいてほしいという以外のことは考えていない」とマクダニエルHCは記者団に述べている。
「彼もここに残りたいと思っているはずだ」
スミスはドルフィンズ移籍初年度となった昨シーズン、88回のレシーブで884ヤード、タッチダウン8回を記録。レシーブ数とタッチダウン数でチームトップ、レシービングヤードでも2位の成績を収めた。
一部ではトレードの可能性も報じられていたが、代理人のドリュー・ローゼンハウスは先週末、スミス本人がドルフィンズ残留を希望していると明言。マクダニエルHCのオフェンスとの相性や、チームでプレーしたいという意志に問題はなく、あくまで争点は契約内容にある。ドルフィンズが昇給要求に応じることができるかが焦点だ。
マクダニエルHCにとっては、状況は明快だ。自身は9月にスミスがフィールドに立つことを前提に準備を進め、交渉はフロントオフィスとローゼンハウスに任せるという姿勢を取っている。
「ビジネスに関する私の考えとしては、そこは自然の流れに任せるべきだと思っている。ジョンヌは、その間に私が今いる選手たちの指導と成長に集中することを期待しているはずだ」とマクダニエルHCは述べている。
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