自身のボディランゲージについてジョンソンHCと話し合ったとベアーズWRムーア
2025年06月05日(木) 08:33
ワイドレシーバー(WR)D.J.ムーアは昨年、チームの状況が悪くなっていく中で不適切なボディランゲージを見せ、自身のフラストレーションをあらわにしていた。特に悪名高いのは、シーズン第9週に行われたアリゾナ・カーディナルス戦で、プレー途中にフィールドを立ち去り、試合終了までベンチに座った行為だ。
現在はコーチも変わり、時代も変わり、ムーアも変わっている。
プロボウルに選出された経歴を持つスターWRのムーアは現地3日(火)、新ヘッドコーチ(HC)ベン・ジョンソンと自身のボディランゲージについて話し合ったと明かした。
チーム公式記録によると、ムーアは「とにかくやらないこと。内に秘めておくこと。後からそれについて話した。とにかく映像に残すな、テレビに映らないようにしろってね。そうしたら君たちにも使われないからね(笑)。そんな感じさ」と語ったという。
ジョンソンHCは就任以来、ロースターの再編だけではなく、ボディランゲージの問題のようなネガティブな要素の抑制についても率直に語ってきた。
ムーアは「今は正直に話すから、それについて話すのはこれで終わりだ。一度やってしまったけど、すぐに収拾をつけて、二度とやっていない。もうやらないって言ったんだ」と話している。
ムーアは2024年シーズンにキャッチ98回で966ヤード、タッチダウン6回を記録。キャッチ平均ヤード(9.9ヤード)はキャリアで最も低く、10ヤードを切ったのも初めてのことだった(これまでのキャリア最低値は2021年に記録した12.4ヤード)。
ジョンソンHCがベアーズで改革を進めているのは良いことだと語った28歳のムーアは、次のようにコメントしている。
「現状を変えて、みんなのモチベーションを維持して前進し続けるためだ」
「次の日に何が起こるかは分からない。それから、何を得られたのかっていう疑問が常にあるし、いつでも準備を整えておかないといけない」
ムーアはNFLで7シーズンにわたってプレーしているが、これまで所属したチームで8勝以上を挙げたことは一度もない。
【RA】