レイブンズとWRベイトマンが3年52億円の契約延長、2029年シーズンまで残留へ
2025年06月06日(金) 11:37
ワイドレシーバー(WR)ラショッド・ベイトマンが2年連続でオフシーズンに契約延長を実現させた。
現地5日(木)、ボルティモア・レイブンズがベイトマンと新たな契約を結んだと発表している。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは関係者の話をもとに、ベイトマンが2,000万ドル(約28億7,714万円)保証の3年3,675万ドル(約52億8,674万円)の契約にサインしたと報じている。今回の契約延長により、ベイトマンは2029年シーズン末までチームにとどまることになった。
2024年4月、レイブンズはベイトマンと2年1,287万ドル(約18億5,144万円)の契約延長に合意。2021年ドラフト1巡目指名を受けてNFL入りしたベイトマンは、キャッチ45回で756ヤード、タッチダウン9回と、キャリア最高のシーズンを過ごすことでその期待に応えた。それまでの3シーズンでのタッチダウン数は合計4回にとどまっていた。
契約があと2年残っている中で、レイブンズは保証金を増やしてベイトマンの契約延長を実現させ、より長くチームに残ることを確実にしている。
大きな飛躍を遂げたシーズンはないものの、ベイトマンはレイブンズ攻撃陣で重要な役割を果たす存在だ。レイブンズは今オフシーズンにWRディアンドレ・ホプキンスを獲得。1番手WRのゼイ・フラワーズ、ベイトマン、ホプキンスは、ここ数年のレイブンズで最も強力なWR陣を構成している。
今オフシーズン、レイブンズではクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソン、セーフティ(S)カイル・ハミルトン、センター(C)タイラー・リンダーバウムが契約延長の候補となっているが、まずは2番手レシーバーの契約をまとめる形となった。
【RA】