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ジム・アーセイの死去に伴い娘アーセイ・ゴードンがコルツの筆頭オーナーに就任へ

2025年06月10日(火) 11:22


カーリー・アーセイ・ゴードン【AP Photo/Bruce Kluckhohn】

現地9日(月)、インディアナポリス・コルツはジム・アーセイの死去に伴い、チームのオーナーシップ移行の一環として娘のカーリー・アーセイ・ゴードンがフランチャイズの筆頭オーナーに就任すると発表した。

アーセイ・ゴードンの正式な肩書は、即日付でチームオーナーおよびCEOとなる。

アーセイのもう2人の娘、ケイシー・フォイトとカレン・ジャクソンもオーナーとしてチームの経営に関与していく。フォイトはオーナー兼上級副社長を務め、ジャクソンはオーナー兼チーフブランドオフィサーとしての役割に加え、インディアナポリス・コルツ財団の代表も務める。

アーセイ・ゴードン、フォイト、ジャクソンの3人はこれまで、2012年からコルツの副会長兼オーナーを務めてきた。今回の新たな役職と肩書は、「ジム・アーセイによって長年にわたり策定されていた計画に基づくもの」だとチームは説明している。

ジム・アーセイは5月21日、65歳で死去した。アーセイは1997年に前オーナーである父ロバート・アーセイの死去に伴い筆頭オーナーに就任。在任中、コルツは16回のプレーオフ進出、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)優勝2回、スーパーボウル制覇1回を果たした。

アーセイ・ゴードンは2008年にコルツの副社長としてチームに加わり、現在はリーグのメディア運営委員会、『32 Equity (32エクイティ)』委員会、戦略的資本ファンド、セキュリティおよびファン行動委員会のメンバーを務めている。

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