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ドルフィンズTEスミスとCBラムジーがミニキャンプに不参加

2025年06月11日(水) 10:13


【NFL】

マイアミ・ドルフィンズでは参加必須のミニキャンプで2件のホールドアウトが起こっている。キャンプに参加していないのはタイトエンド(TE)ジョンヌ・スミスとコーナーバック(CB)ジャレン・ラムジーだ。ヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルが現地10日(火)に認めている。

マクダニエルHCによれば、ラムジーの欠席は許可されているものであり、ラムジーに罰金が科されることはない。ドルフィンズはプロボウラーであるラムジーをトレードに出そうとしているところであり、チームがミニキャンプへの参加を求めないのも理にかなったことだ。

現段階では、スミスの状況はより興味深いものになっている。

ベテランタイトエンドであるスミスは昨年にキャッチ88回で884レシービングヤード、タッチダウン8回を記録してプロボウルに選ばれており、マイアミで新契約を待っている状況だ。現時点で2025年の報酬は410万ドル(約5億9,415万円)となっている。

ドルフィンズがスミスのトレードについていくつかの話し合いを行っていると最初に報じられた後、スミス本人はマイアミ残留の方を望んでいると代理人のドリュー・ローゼンハウスが述べた。とは言え、契約がまとまっていない中、まだうわさは続いている。

マクダニエルHCはスミスのことを、ドルフィンズ攻撃陣の中で欠かせない一員だと称賛している。仮に29歳のスミスがトレードされることになれば、その穴を埋めるのは難しい作業になるだろう。しかしながら、ものを言うのは資金だ。

参加義務のあるミニキャンプをスキップするのは、スミスからの強い主張だと言える。3日間のセッションをすべて欠席した場合、スミスには10万ドル(約1,450万円)を越える罰金が科されることになる。

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