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ハムストリング負傷のベンガルズWRグリーン、手術必要なし

2016年11月22日(火) 11:23


シンシナティ・ベンガルズのA.J.グリーン【AP Photo/Frank Victores】

現地21日(月)、シンシナティ・ベンガルズに少しばかりの朗報が入った。

日曜日の試合でハムストリングを負傷したワイドレシーバー(WR)A.J.グリーンは手術を必要とせず、数週間の離脱にとどまることが明らかになった。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたもの。

20日に行われ、16対12で黒星を喫したバッファロー・ビルズ戦でグリーンはハムストリングを負傷し、試合開始早々に離脱を余儀なくされた。

ヘッドコーチ(HC)のマービン・ルイスは21日、負傷後のグリーンが思っていたよりも動ける状態にあり、今シーズン中の復帰を望んでいることを明らかにした。

とはいえ、その前に、グリーンが復帰する頃までベンガルズが生き残っている可能性があるかどうかは疑問かもしれない。

3勝6敗1分のベンガルズは現在、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)で13位に位置しているものの、北地区の中では首位に立つボルティモア・レイブンズ、ピッツバーグ・スティーラーズに1.5ゲーム差しかない。ベンガルズは第12週にレイブンズと対戦し、その後はフィラデルフィア・イーグルス、クリーブランド・ブラウンズ、スティーラーズが待ち構えている。

2011年にNFL入りして以来、グリーンが欠場した際のベンガルズの戦績は第11週の敗戦も含めて1勝3敗1分。

ランニングバック(RB)ジョバニ・バーナード(膝十字靭帯/じんたい)とグリーンが離脱した今、ベンガルズ攻撃陣はクオーターバック(QB)アンディー・ダルトン、RBジェレミー・ヒル、新人WRのタイラー・ボイドで得点を稼がなくてはならない。その中でベンガルズが薄れ行くプレーオフ進出の望みをつないでいけるかどうかに注目だ。