QBロジャースのAFC北地区加入に「墓場に送るいい機会」とブラウンズDEギャレット
2025年06月11日(水) 12:01
クリーブランド・ブラウンズのディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットが、同地区に新加入したクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースに対して早くも闘志を燃やしている。
現地10日(火)、4度のMVP受賞を誇るロジャースがAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区に加わったことについて問われたギャレットは、ピッツバーグ・スティーラーズの一員になったばかりのロジャースについてこうコメントした。
「どう思うかって? 墓場に送るいい機会だと思っているよ」
ディフェンス部門年間最優秀選手賞を受賞しているギャレットといえば、ハロウィンの時期に自宅の庭に墓場の装飾をすることで知られている。そこには、これまでに自らがサックを決めたクオーターバックの名前を記した墓石が並んでおり、同地区のライバル選手もそれに含まれる。
ギャレットがロジャースと対戦したのは過去に一度だけ。2021年のクリスマスに行われた試合で、グリーンベイ・パッカーズがランボーフィールドでブラウンズを24対22で下した。その試合でギャレットはタックル1回、QBヒット1回を記録している。
ロジャースのAFC北地区入りにより、もともと熾烈なライバル関係にあるこの地区はさらに激しさを増すことになる。2024年にブラウンズが挙げた3勝のうち2つはホームでの地区対決だった。シーズン第8週のボルティモア・レイブンズ戦、そして第12週に行われたピッツバーグ・スティーラーズとのプライムタイムゲームでブラウンズが勝利を収めており、後者はシーズン最後の白星となった。
ギャレットがロジャースと再び相まみえる最初の機会は、シーズン第6週にスティーラーズの本拠地で行われる試合となる。その後、ブラウンズは第17週にホームでスティーラーズを迎え撃つ。
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