元ベンガルズLBジャメイン・プラットがレイダースと1年契約
2025年06月12日(木) 11:05
シンシナティで6シーズンを送ったラインバッカー(GM)ジャメイン・プラットが、ラスベガスに自らの命運を賭ける。
シンシナティ・ベンガルズからリリースされた翌日、プラットがラスベガス・レイダースと1年425万ドル(約6億2,211万円)の契約を結ぼうとしていると、現地11日(水)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じた。
ラポポートによれば、プラットはインセンティブでさらに50万ドル(約7,200万円)を手にすることが可能だという。このオフシーズンになってトレードを要求していたプラットは、環境の変化を求めていた。トレードは成立しなかったものの、それでもプラットは新たな地へ移ろうとしている。
ベンガルズでの最終シーズンに、プラットは苦戦する守備陣の中でもキャリアハイのタックル143回をマークした。『PFF』によれば、タックルミスは20回だったとのこと。
2019年NFLドラフトの3巡目でベンガルズから指名された29歳のプラットは、キャリア96試合中88試合に先発して、通算タックル616回をマーク。過去2シーズンでは先発可能な試合として最大数の34試合に先発し、2年連続でタックル100回以上を記録した。
プラットが加わるラインバッカー陣には、フリーエージェントで加入したデビン・ホワイトやエランドン・ロバーツもおり、こういった面々が先発の座を争うと見られている。
もしかしたらプラットの全盛期は過ぎたのかもしれない。一方で、ヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルとレイダースが、そのキャリアを活性化する可能性もある。プラットの今後に注目だ。
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