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コルツQBラックがスティーラーズ戦欠場

2016年11月24日(木) 09:31


インディアナポリス・コルツのアンドリュー・ラック【AJ Mast/AP Images for Panini】

インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックが現地24日(木)に行われるピッツバーグ・スティーラーズ戦に欠場する。

チームは脳震とうのためにラックが木曜日の試合を回避することを公式に発表。

ラックは20日、勝利を飾ったテネシー・タイタンズ戦の第4クオーターに脳震とうを発症してプロトコル入りしており、早期復帰は懐疑的だった。タイタンズ戦回避となれば、次に出場が期待される試合は12月5日に開催されるニューヨーク・ジェッツ戦となり、ラックは通常よりも長い休息を取ることが可能だ。

NFLキャリアをスタートさせて3年、ラックが全試合に出場したのは今シーズンのこれまでが初。タイタンズ戦はここ2年間で10試合目の欠場試合となる。

ラックの代役としてQBスコット・トルジーンがスティーラーズ戦に出場する模様。また、チームはQBスティーブン・モリスを練習生から昇格させた。

ここ3年間をグリーンベイ・パッカーズで過ごしたトルジーンは2013年シーズン以降、わずか1度のパスしか記録していない。29歳の彼は2013年に2度、先発出場を果たしている。その年のトルジーンの成績は1勝1敗、60.8%のパス成功率、218.5ヤード、タッチダウンなし、3インターセプト、63.9パスレーティング。

大黒柱が経験値の少ないトルジーンへと代わるコルツは大幅な攻撃力ダウンが想定される。現在5勝5敗のコルツがAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区で勝ち残るにはラックの離脱はあまりにも痛いものになった。