「QBカトラーはまだ、状況次第」と、ベアーズHCジョン・フォックス
2016年11月24日(木) 23:13シカゴ・ベアーズはまだ、クオーターバック(QB)ジェイ・カトラーの今シーズン終了を認めていないようだ。
ヘッドコーチ(HC)ジョン・フォックスはカトラーの右肩負傷について、“報道とは違い、シーズン終了”ではないと語った。フォックスは今週末のテネシー・タイタンズ戦、実際にカトラーが欠場するかどうかはまだ定かではないとも付け加えている。
フォックスは「ジェイとの長い付き合いを通し、彼がタフな男であることを知っている。普通の選手が数週間などを治療に要するところ、ジェイならばより少ない時間で戻るはずだ。だから今のところ、1日1日の経過を見守っている」とコメントした。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロは現地22日(火)、カトラーが利き腕である右肩の関節唇を損傷したと報じた。初診では今季絶望のケガであると伝えられたカトラーは、異なる見解を期待してセカンドオピニオンを求めていると、ラポポートとガラフォロの両者が伝えた。
ベアーズは23日、正式にQBデービッド・フォーレスを練習生から昇格させた。また、今週初めにはベアーズがデトロイト・ライオンズの練習生であったQBジェイク・ルドックの獲得に動いたとラポポートは伝えている。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区のライバルでもあるライオンズはこの動きを嫌い、水曜日にルドックを昇格させ、放出を防いだ。
かつてフィラデルフィア・イーグルスとアリゾナ・カーディナルスでQBを務めたマット・バークリーが現時点のデプスチャート上、カトラーに次ぐ2番手QB。今後、バークリーの出場機会が増えることになるだろう。