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コマンダースWRマクローリンがPUPリスト上でトレーニングキャンプに合流、新契約は未締結

2025年07月28日(月) 10:40

ワシントン・コマンダースのテリー・マクローリン【AP Photo/Derik Hamilton, File】

現地27日(日)、ワイドレシーバー(WR)テリー・マクローリンがワシントン・コマンダースのトレーニングキャンプに合流した。新契約は結ばれていないものの、本人にもチーメイトと共に練習する準備は整っていない。

スターワイドレシーバーであるマクローリンは、合流した際にアクティブロースターに復帰する一方で、足首の負傷によってPUP(故障者)リストに登録されたと、チームが明かしている。

ヘッドコーチ(HC)のダン・クインは日曜日に「テリー・マクローリンが合流しており、そのことをとてもうれしく思う」と報道陣に語った。

「彼は足首のケガで、PUPでトレーニングキャンプをスタートする。ビジネス面については(コマンダースのジェネラルマネジャーであるアダム・ピータース)と関係するメンバーが、テリーやその代理人たちと共に、今も懸命に取り組んでいる。PUP上にはあるが――他のメンバーとまったく同じように――彼はできるだけ早く復帰できるよう、トレーナーたちと共に作業に取り組んでいく」

マクローリンは昨シーズン末に傷めたのと同じ足首に負傷を抱えていると、クインはつけ加えた。

「彼がここにいて、本当にワクワクしている。彼はこれだけ素晴らしいコンペティターだ。芯のところで、彼はそういう人間だ」

マクローリンは日曜日に、練習を見るのは“つらい”としつつも「今はそれが仕事だし、その日ごとにやっていくよう努力している」と『Washington Post(ワシントン・ポスト)』ニッキ・ジャブバラに話している。

「チームメイトやファンのそばにいるのはうれしい。それにはかなわないよ。彼らは俺にたくさんの愛とサポートを示してくれる。俺はただ、そのお返しをしようと頑張っている。フィールドの中だけじゃなく、外でもね」

チームに対する不満を表明していたマクローリンは、トレーニングキャンプの最初の4日間をホールドアウトしていた。マクローリンの現契約は、2025年シーズン末に終了する。マクローリンは2022年に3年6,820万ドル(約100億7,795万円)で契約を延長していた。

ベテランワイドレシーバーであるマクローリンが、来たるシーズンに向けて1歩前進した。しかし、不満はまだ解消されておらず、足首の負傷も、フィールド上での正式なチームメイトとの合流を阻んでいる。

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