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カウボーイズLTタイラー・ガイトンが骨折で4週間から6週間の離脱

2025年07月29日(火) 12:57

ダラス・カウボーイズのタイラー・ガイトン【Aaron M. Sprecher via AP】

現地28日(月)にダラス・カウボーイズの攻撃陣が大打撃を受けたものの、その深刻度は想定されたものより低かったようだ。

カウボーイズの先発レフトタックル(LT)タイラー・ガイトンが練習中に骨折したものの、手術は必要なく、4週間から6週間の離脱が見込まれると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。

当初、ガイトンにはACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂の可能性が懸念されていたものの、後の検査でそうではなかったことが明らかになっている。

ガイトンは2024年NFLドラフト1巡目、全体29位で指名を受けた。新人としては大部分で苦戦し『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』の全体グレードで49.4という数字を残している。

しかしながら、2年目のガイトンには相当量の成長が期待されている。春とトレーニングキャンプ序盤の報道からは、オクラホマ大学出身のガイトンがその実現に向かって順調に進んでいる様子が見て取れた。それは今でも変わらないかもしれないが、回復までのタイムラインを踏まえれば、シーズン開幕時には不在の可能性がある。ダラスのレギュラーシーズンはおよそ5週間後、フィラデルフィア・イーグルスとのNFLキックオフゲームで幕を開ける。

代役として控えているのはアシム・リチャーズだが、6巡目指名の新人アジャニ・コーネリアスが起用される可能性もある。一方で、カウボーイズがシャッフルを行う可能性もあるだろう。プロボウラーであるレフトガード(LG)タイラー・スミスはルーキーシーズンにレフトタックルを務めており、スミスが動くというやり方もある。とは言え、スミスのバックアップと見なされているロバート・ジョーンズは、月曜日に報道陣に対して、首の骨折で数カ月を逃すことになると語っていた。ライトタックル(RT)テレンス・スティール―新人ライトガード(RG)タイラー・ブッカーの横で先発する見込み――は最近、足首の負傷に対処しているところだった。

1年目のヘッドコーチ(HC)ブライアン・ショッテンハイマーの指揮下で、7勝10敗に終わった2024年シーズンから立て直そうとするカウボーイズにとっては、厄介なスタートとなった。しかし、月曜日はガイトンとチームにとって比較的大きな安堵のため息と共に終わっている。

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