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レイダースでの「暗い時期」を経てラムズでQBガロポロと再会したWRアダムス

2025年07月31日(木) 15:07

ロサンゼルス・ラムズのデイバント・アダムス【AP Photo/Eric Thayer】

ロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードが背中のケガでトレーニングキャンプ序盤に参加を見送っていることで、QBジミー・ガロポロとワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスがファーストチームのオフェンスで再びタッグを組むという副次的な結果が生まれている。

2023年、ガロポロとアダムスは先発としてラスベガス・レイダースに所属していた。『Netflix(ネットフリックス)』のドキュメンタリー番組『Receiver(レシーバー)』では、当時のアダムスが不満を抱えていた様子や、ベンチに下げられたガロポロをサポートする姿が詳しく取り上げられている。

ロサンゼルスで再びガロポロとタッグを組んでいるアダムスは、2人のキャリアにおける暗い時期はもう過ぎ去ったと語った。

『ESPN LA』のポッドキャスト『Sedano & Kap(セダノ&カップ)』に出演したアダムスは、ガロポロとの関係について尋ねられた際に、再び共にプレーできることについて「素晴らしい」と話している。

「ジミーのことは大好きだ。決して個人的な問題じゃなかったし、こんな話をしなくて済めばいいのにと思っていた。これが初めて話題に上ったことに驚いている。本当に素晴らしい時間だった。お互い近況を報告し合って、足並みをそろえることができた」

「もちろん、あれはみんなにとって暗い時期だった。あそこでは全員がかなり憂鬱(ゆううつ)だったと思う。今は当時の話をしながら笑い合っているし、ここに来てからは一緒にプレーを成功させているから楽しい」

この数シーズンはQBのプレーに疑問符がついていたにもかかわらず、アダムスは5年連続で1,000ヤード超えを達成している。2024年シーズンにはレイダースとニューヨーク・ジェッツで14試合に出場し、キャッチ85回で1,063ヤード、タッチダウン8回を記録した。

【RA】