イーグルス新人LBキャンベルをLBパーソンズと比較するRBバークリー、「彼は厄介な存在になる」
2025年08月07日(木) 13:49
フィラデルフィア・イーグルスのラインバッカー(LB)ジハード・キャンベルが、トレーニングキャンプで注目を浴びている。彼に視線を注ぐのは記者やファンだけではない。
ランニングバック(RB)セイクワン・バークリーもこの新人を絶賛しているひとりだ。
「とにかく素質がすごい。信じられないくらい運動能力が高い」とバークリーは現地5日(火)に『NBC Sports Philly(NBCスポーツ・フィリー)』に語った。
「彼は厄介な存在になる。彼と対峙してブロックしなければならないリーグ中の選手たちにとって、本当に大きな脅威になるだろう」
全体31位指名でイーグルスに加入したキャンベルは、すでにザック・バウンと並んでインサイドラインバッカーのポジションを担っている。ネコビ・ディーンが負傷離脱中ということもあり、キャンベルはシーズン序盤から重要な役割を任される可能性がある。身長約190cm、体重約107kgのルーキーは、そのサイズ、運動能力、スピードを武器に、あらゆるフォーメーションでプレーを決められる存在だ。
バークリーは、キャンベルの体格をリーグ屈指のディフェンダーのひとりに例えるほど高く評価している。
「マイカ(パーソンズ)にちょっと体格が似ているんだ」とバークリーは言う。
「マイカのことは昔からよく知っている。キャンベルもこれからもっと経験を積んでフットボールを学んでいけば、いろいろなポジションで使えるようになると思う。天性の資質と、並外れた身体能力を備えている。スピードもあって、アグレッシブだ」
キャンベルはトレーニングキャンプ中に目立ったプレーを見せており、バークリーは冗談交じりに「ちょっとアグレッシブすぎる」時があると話している。
守備コーディネーター(DC)ビック・ファンジオのスキームにおいて、キャンベルは将来的にさまざまなポジションで起用され、パーソンズのようなプレーメーカーになる才能を備えている。ただし、ファンジオDCは、シーズン序盤からエッジでの起用を期待しすぎるべきではないと釘を刺した。
「彼にはまだ多くの練習が必要だ」とファンジオDCは述べている。
「さっきの質問にも関係するが、今の段階で彼にそれ以上の役割を課すのは時期尚早だ。それに彼の名誉のために言えば、まだわれわれの求めるプレースタイルでエッジを担うための十分な指導を受けていない」
「だから、彼の負担が大きくなっているのは彼自身の問題でもあり、われわれが準備させ切れていないという側面もある。それは単純に時間とレップス数が足りていないことの結果にすぎない」
もしこのままレギュラーシーズンに向けて順調に成長を続けていけば、キャンベルはジェネラルマネージャー(GM)ハウィー・ローズマンによる最新の掘り出し物となる可能性を秘めている。
【R】