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復帰が見込まれていたラムズQBスタッフォードが現地月曜日の練習を欠席

2025年08月12日(火) 08:37

ロサンゼルス・ラムズのマシュー・スタッフォード【AP Photo/Eric Thayer】

37歳のクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードは現地11日(月)にプレシーズンで初めてチーム練習に参加することが期待されていたにもかかわらず、背部のケガによって練習を欠席した。

ロサンゼルス・ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイは月曜日、スタッフォードがその日を迎えるにあたって“十分に良い状態ではない”と感じていたことから、スタッフが方針を変更したと明かしている。

チーム公式サイトによると、マクベイHCは「私たちは柔軟かつ臨機応変に対応していくつもりだ」と述べたという。

スタッフォードは椎間板の状態が悪化したため、トレーニングキャンプの練習を欠席してきた。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは先週、スタッフォードがこのケガの治療のために硬膜外注射を受けたと報じている。

マクベイHCは土曜日にプレシーズン初戦を終えた後に報道陣に対し、スタッフォードはその日の朝に推定68回のパスを投げており、月曜日に練習に参加する予定だと明かしていた。しかし、『L.A. Times (L.A.タイムズ)』によると、スーパーボウル制覇経験を持つスタッフォードは私服姿でチーム施設近くに停められた“回復および活性化”用の移動車両に入っていく姿が目撃されたという。

マクベイHCは報道陣に対し、その車両はレッドライト療法用の設備だと説明している。

月曜日、マクベイHCはチームがスタッフォードの状態を日毎に見ていくことを改めて強調した上で、手術は検討されていないとつけ加えた。

『ESPN』によると、マクベイHCは「どうアプローチしていきたいかについて、何が最善の対処法なのか、たくさん議論してきたが、(手術の話は)出てきていない」と述べたという。

ラムズはスタッフォードの背部の問題を軽視し、問題なく復帰できると示唆している。先発QBのスタッフォードは9月7日(日)に臨むシーズン第1週の試合に出場できると見込まれているが、キャリア17年目のベテラン選手の欠席日数が増え、回復に遅れが出るほど、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区王者のラムズにとっての懸念は高まる一方だ。

【RA】