イーグルスGディッカーソンが膝の小手術へ、シーズン初戦出場が目標
2025年08月12日(火) 11:23
フィラデルフィア・イーグルスは安堵(あんど)のため息をついている。
現地11日(月)、イーグルスの傑出したガード(G)ランドン・ディッカーソンが日曜夜に行われた練習で負傷した右膝に簡単な処置を受けることになったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロが報じた。
ラポポートとガラフォロによると、ディッカーソンは9月4日(木)に行われるダラス・カウボーイズとのレギュラーシーズン初戦に間に合うことを目標に、週毎に経過観察を行う予定だという。
プロボウルに選出された経歴を持つディッカーソンの負傷は決して良い知らせではないものの、当初、重傷に見舞われたのではないかと心配されていたことを踏まえると、シーズン第1週に間に合うというのは楽観的な見通しだと言えよう。
日曜夜にリンカーン・フィナンシャル・フィールドで行われた練習中に、ディッカーソンはパスプレーで倒れた。トレーナーから手当てを受けたディッカーソンは、レフトタックル(LT)ジョーダン・メイラタとトレーナーの助けを借りつつ、足を引きずりながらフィールドを後にし、その後、カートで室内に運ばれたと報じられている。
長期離脱となれば、リーグ屈指のオフェンシブラインにとって大きな痛手となるところだった。イーグルスはすでにライトガード(RG)タイラー・スティーンを起用している。日曜夜、ディッカーソンの離脱後はブレット・トスがその代わりを務めた。
処置を受けた後に早期回復が期待される中、ディッカーソンはフィールド復帰を目指すことになる。とはいえ、現時点ではこれがディッカーソンとスーパーボウル王者にとって最良のシナリオだと言えよう。
【RA】