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【2016年第12週】Kタッカー50ヤード超を3つ成功、レイブンズの勝利に貢献

2016年11月28日(月) 06:55

ボルティモア・レイブンズのジョー・フラッコ【AP Photo/Gail Burton】

現地27日(日)、現在AFC北地区2位のボルティモア・レイブンズは同3位のシンシナティ・ベンガルズをホームに迎えて対戦した。ワイドレシーバー(WR)A.J.グリーンを欠くベンガルズは攻撃に突破口を見いだせず、クオーターバック(QB)アンディー・ダルトンもパスに苦しんだ。レイブンズはフィールドゴールを手堅く決めて得点を重ね、19対14でベンガルズを下している。

立ち上がり、レイブンズは短いパスとランで順当にヤードを進め、QBジョー・フラッコからWRブレシド・ペリマンへの14ヤードパスでタッチダウン。次の攻撃でもキッカー(K)ジャスティン・タッカーが52ヤードフィールドゴールを決め、10対0とリードした。

対するベンガルズはフィールドゴールを返した後、レイブンズQBフラッコのパスをラインバッカー(LB)レイ・マウアルーガがインターセプト。しかし、ゴール前16ヤード、QBダルトンへの不意のスナップでこぼれたボールをレイブンズが奪い返す。その後、4回パントが飛び交った後、レイブンズは57ヤードフィールドゴールで追加点。前半終了間際にも再びKタッカーが54ヤードフィールドゴールを決め、16対3とレイブンズがリードして前半を終えた。

攻撃に苦しむベンガルズは第3クオーターでようやくタイトエンド(TE)タイラー・アイファートがエンドゾーンでパスをキャッチしてタッチダウン。しかし、エキストラポイントは失敗した。

第4クオーターではレイブンズがフィールドゴールで点差を広げ、19対9に。ベンガルズも敵陣18ヤードまで攻め込むがフィールドゴールで3点を加えるにとどまった。次の攻撃ではQBダルトンがパスを再三ブロックされて立ち往生。ゴール前24ヤード地点ではラインバッカー(LB)エルビス・デュマービルがQBダルトンをサックしてファンブルを誘発、レイブンズがリカバーし、ボールを奪う。残り11秒、レイブンズ自陣23ヤードからのパントはセーフティとなり、試合は19対14でレイブンズが勝利を収めた。

レイブンズQBジョー・フラッコは234ヤード、1タッチダウン、1インターセプト。Kタッカーは52ヤード、57ヤード、54ヤード、36ヤードのフィールドゴールを成功させている。

ベンガルズQBアンディー・ダルトンは283ヤード、1タッチダウンだった。

レイブンズはこれで6勝5敗。ベンガルズは3勝7敗1分と大きく後退した。