ニュース

【2016年第12週】QBリバースの3TDでチャージャーズが今季5勝目

2016年11月28日(月) 07:36


サンディエゴ・チャージャーズのドントレル・インマン【AP Photo/Eric Christian Smith】

現地27日(日)、バイウイークを経たサンディエゴ・チャージャーズが敵地でヒューストン・テキサンズと対戦。チャージャーズ守備陣が要所でテキサンズの攻撃を止め、クオーターバック(QB)フィリップ・リバースが3度タッチダウンパスを通して今季5勝目を挙げている。

試合序盤は両チームとも攻撃陣がリズムをつかむことができず、うまく敵陣まで攻め込めない。テキサンズはQBブロック・オズワイラーからワイドレシーバー(WR)ディアンドレ・ホプキンスへの19ヤードパスなどでボールを前進させる場面もあったが、それを得点につなげることはできなかった。対するチャージャーズも今季好調のランニングバック(RB)メルビン・ゴードンの短いランなどで攻めに出るも、QBリバースがサックされてしまうなど、得点のチャンスを作れないまま第1クオーターを終えている。

第2クオーター序盤には新人WRウィル・フラーがオズワイラーからの33ヤードパスをつなげて一気にエンドゾーン手前まで進入したテキサンズ。最後はオズワイラーが押し込んでタッチダウンを決めて先制している。しかし、テキサンズ守備陣は直後のドライブで、リバースからWRドントレル・インマンへの52ヤードパスでタッチダウンを許し、スコアを同点にされてしまう。これでチームとして勢い乗ったチャージャーズは、守備でも今季ここまでリーグ最多インターセプト数(5)を記録しているコーナーバック(CB)のケイシー・ヘイワードがオズワイラーからインターセプトを奪ってみせる。その後はゴードンの18ヤードランで敵陣深くまで攻め込み、リバースからWRタイレル・ウイリアムスへの21ヤードパスでスムーズに得点し、チャージャーズが14対7とリードして前半は終了した。

第3クオーターは両チームの守備陣が奮闘。チャージャーズ守備陣がRBラマー・ミラーからファンブルを誘ってリカバーすると、直後にはテキサンズのセーフティ(S)クィンティン・デンプスがリバースからインターセプトを奪い、追加点を許さない。

テキサンズは第3クオーター終盤にかけてミラーの短いランで敵陣まで進むと、第4クオーター2プレー目でキッカー(K)ニック・ノバクがフィールドゴールを成功させて4点差に縮める。それでも、チャージャーズがリバースから新人タイトエンド(TE)ハンター・ヘンリーへの12ヤードパスでタッチダウンを決めてリードを広げた。試合終了前にはノバクが再びキックを成功させて点差を8にしたテキサンズは、試合時間14秒を残してオンサイドキックを成功させる。敵陣41ヤード地点でボールをリカバーしたテキサンズだったが、これを得点につなげることができず、試合は幕を閉じた。

チャージャーズQBリバースはパス30回中22回成功、242ヤード、3タッチダウン、1インターセプトをマークしている。WRインマンはレシーブ6回、119ヤードと大活躍だった。

対するテキサンズQBオズワイラーはパス37回中22回成功、246ヤード、3インターセプトと課題の残る試合内容となった。