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カーディナルスの1巡目指名選手DLノーレンがPUPリスト上でシーズンを開始

2025年08月27日(水) 09:34

アリゾナ・カーディナルスのウォルター・ノーレン 【AP Photo/Ross D. Franklin, File】

アリゾナ・カーディナルスは2年連続で、1巡目指名選手がふくらはぎの負傷によって欠けた状態で開幕を迎える。

カーディナルスのディフェンシブラインマン(DL)で、2025年NFLドラフトの全体16位で指名されたウォルター・ノーレンは、長引くふくらはぎの問題によってPUP(負傷者)リストに置かれている。チームが現地26日(火)に明かした。ノーレンは少なくともシーズン序盤4試合を欠場する見込みだ。

2024年、カーディナルスには1巡目指名選手が2人いた。ワイドレシーバー(WR)マーヴィン・ハリソンJr.(全体4位)とDLダリウス・ロビンソン(全体27位)だ。ロビンソンはふくらはぎのケガの影響で、シーズン第13週までデビューできなかった。

アリゾナは間違いなく、それより早くノーレンをフィールド上で見ることを願っているだろう。

ノーレンは7月中旬にチーム施設内でふくらはぎを負傷し、それ以来、PUPリストに置かれている。ノーレンはシーズン第5週にカーディナルスがホームでテネシー・タイタンズと戦う試合に間に合うタイミングで、IRから復帰可能。しかし、シーズン初戦のニューオーリンズ・セインツ戦と、それに続くカロライナ・パンサーズとの因縁の試合(第2週)、サンフランシスコ・49ers戦(第3週)、シアトル・シーホークス戦(第4週)には欠場することになる。

優れた初動のスピードを誇るノーレンは、バックフィールドで相手を混乱に陥れることができる。それはミシシッピ大学で2024年のジュニアシーズンに残したタックル14回、サック6.5回という数字で証明済みだ。

カーディナルスにとっては残念なことだが、ノーレンがどれほどのインパクトを与えられるかは、早くてもシーズン第5週になるまで分からない。

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