ハムストリング負傷のバイキングスRBジョーンズがIR入りの見込み
2025年09月17日(水) 08:41
ランニングバック(RB)アーロン・ジョーンズがハムストリングのケガにより、シーズン第3週だけにとどまらず、それ以降も戦線離脱することになった。
現地16日(火)、ミネソタ・バイキングスがジョーンズを故障者リザーブ(IR)に登録すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報道。これにより、急激に戦力を失いつつあるオフェンスにさらなる負傷問題が加わった。
ペリセロとラポポートによると、チームはRBキャム・エイカーズと練習生として契約を結ぶという。
ジョーンズは日曜日にアトランタ・ファルコンズに敗れた試合で負傷。ヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルは月曜日に報道陣に対し、ジョーンズはシーズン第3週に行われるシンシナティ・ベンガルズ戦を欠場する見込みだと明かしていた。
しかし、IR入りによってジョーンズは少なくともシーズン第7週まで欠場することになっている。バイキングスは日曜日にベンガルズを迎え撃った後、9月28日(日)にアイルランドでピッツバーグ・スティーラーズと、10月5日(日)にロンドンでクリーブランド・ブラウンズと対戦する予定だ。その後、シーズン第6週はバイウイークとなり、10月19日(日)にフィラデルフィア・イーグルスをホームに迎える。
ジョーンズの離脱に伴い、ジョーダン・メイソンがバイキングスの明白なRB1となっている。
メイソンはこれまでの2試合におけるラン成績でチームトップに立ち、45回のスナップに参加してキャリー24回で98ヤードを記録してきた。一方、IR入りするジョーンズはこれまでに43回のスナップに参加してキャリー13回、46ヤードをマーク。日曜日の試合ではキャリー5回、23ヤードを記録した。その試合でバイキングスは22対6で敗れて1勝1敗となっており、オフェンス全体への懸念が高まっている。
ジョーンズのIR入りは急速に苦境に陥っているバイキングスのオフェンスにとって大きな打撃だ。
先発クオーターバック(QB)J.J.マッカーシーはハイアンクルスプレインでベンガルズ戦を欠場する可能性が高い。先発レフトタックル(LT)クリスチャン・ダリソーはACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂からの回復を目指しており、今季は未出場だ。その代役であるジャスティン・スカルと先発センター(C)ライアン・ケリーは脳しんとうプロトコルに入っている。また、ワイドレシーバー(WR)ジョーダン・アディソンはリーグの薬物乱用防止規定違反による出場停止処分があと1試合残っている状態だ。
シカゴ・ベアーズとのシーズン初戦で劇的な逆転勝利を収めて以来、バイキングスはいくつかの困難に直面しており、ジョーンズの離脱は最新の試練となっている。
【RA】