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バッカニアーズDTカンシーがテキサンズ戦で胸筋断裂、シーズン終了に

2025年09月17日(水) 09:08

タンパベイ・バッカニアーズのカライジャ・カンシー 【Kevin Sabitus via AP】

タンパベイ・バッカニアーズのディフェンスは現地15日(月)に勝利したヒューストン・テキサンズ戦で大きな打撃を受けた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが火曜日に情報筋の話をもとに報じたところによると、バッカニアーズのディフェンシブタックル(DT)カライジャ・カンシーが胸筋を断裂し、シーズン終了を意味する手術が必要になるという。

カンシーは月曜日の試合で15スナップに参加した後に退場し、復帰しなかった。

2023年ドラフト1巡目指名を受けたカンシーは、キャリア最初の2シーズンで着実に成長し、今年はDTビータ・ベアの隣でさらなる飛躍を遂げることが期待されていた。カンシーはルーキーシーズンにサック4回を記録した後、2024年シーズンには12試合に出場してサック7.5回をマークしている。

昨季、カンシーがふくらはぎのケガで序盤の5試合を欠場した際、大柄なカンシーの不在はチームにとって大きな損失となっていた。大きな体格とスピードを兼ね備え、穴を塞いだ上でクオーターバック(QB)を追いかける能力を持つカンシーは、相手にとって脅威となりうる存在だ。

シーズンを通してカンシーを欠くことは、ヘッドコーチ(HC)トッド・ボウルズ率いるディフェンシブフロントにとって大きな打撃となる。バッカニアーズでは、グレッグ・ゲインズやドラフト5巡目指名を受けた新人イライジャ・ロバーツの出場機会が増える見込みだ。

【RA】