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ミスを犯したRBジョンソンは“短期的に”キックオフリターンを担当しないとスティーラーズHCトムリン

2025年09月17日(水) 10:04

ピッツバーグ・スティーラーズのケイレブ・ジョンソン【AP Photo/Vera Nieuwenhuis】

ピッツバーグ・スティーラーズの新人ランニングバック(RB)ケイレブ・ジョンソンは現地14日(日)に臨んだシアトル・シーホークス戦で重大なミスを犯したことを受けてキックオフリターンの役割から外されたが、いずれその役割を取り戻す機会を得る見込みだ。

ヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンは火曜日に報道陣に対し、ジョンソンは“短期的に”キックオフリターンを担当しないと語った。

「あのミスから挽回する機会は必ず与えるつもりだ」とコメントしたトムリンHCはこう続けている。

「彼の才能を信じている。彼は頭の切れる若者で、努力家でもある」

「だから、彼のために道を残して前進するチャンスを与えるつもりだ。だが、それを実行するのは彼自身だ。日々の取り組みでそれを示し、再び参加できる立場を自ら勝ち取らなければならない。その道がどこへ続くかはこれから見ていく。もちろん、私はそれに前向きだ」

ジョンソンとスティーラーズにとって、シーズン第2週のシーホークス戦は奇妙な状況となった。

シーホークスが第4クオーターにフィールドゴールを決めて17対14のリードを築いた後、スティーラーズは攻撃権を得るはずだった。キッカー(K)ジェイソン・マイアーズが蹴ったキックオフはランディングゾーンにいたジョンソンに向かって飛んだが、ジョンソンはバウンドするボールを捕えきれず、手に当たったボールがエンドゾーンへ転がり込んだ。

ボールがエンドゾーンに入ると、ジョンソンはプレーが終了したかのように振る舞った。しかし、ジョンソンはその時点でタッチバックとするためにボールを地面につける必要があった。シーホークスのスペシャルチーマーであるジョージ・ホラニはまだプレーが終わっていないことに気づき、ボールに飛び込んで珍しいタッチダウンを奪取。これにより、シーホークスは点差を10点に広げている。

スティーラーズはジョンソンのミスから立ち直れず、シーズン初の敗北を喫した。

トムリンHCはスペシャルチームにおけるジョンソンの役割を引き継ぐ選手について明言していないが、シーホークス戦での次のキックオフリターンを担当したのはケニス・ゲインウェルだった。

トムリンHCはジョンソンのミスについて「しっかりしないと。自分の弱点を認め、それを乗り越えるために努力する必要がある。そして、リーダーとしてそのチャンスを与えるのが私の仕事だ」と述べている。

スティーラーズ(1勝1敗)はシーズン第3週にニューイングランド・ペイトリオッツ(1勝1敗)と敵地で対戦する予定だ。

【RA】