QBパーディーがカーディナルス戦に出場する「可能性はある」と49ersのシャナハンHC
2025年09月18日(木) 09:44
サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)ブロック・パーディーは現地17日(水)に練習に復帰。つま先の負傷で1試合を欠場したものの、今週の試合には出場する可能性があるようだ。
ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンによると、パーディーはつま先と左肩のケガによって練習で制限を受ける見込みだが、日曜日に控えるアリゾナ・カーディナルス戦に出場できるほど回復する可能性があるという。
「ああ、彼が出場する可能性はある」とシャナハンHCは語った。
パーディーはシアトル・シーホークスとのシーズン初戦の前半につま先を負傷したが、ケガを抱えながらもプレーを続け、タイトエンド(TE)ジェイク・トンゲスへの4ヤードのパスで締めくくる決勝タッチダウンドライブを演出した。シーホークス戦ではパス35回中26回成功、277ヤード、タッチダウン2回、インターセプト2回を記録している。
パーディーはターフトウに似たものと説明されたケガにより、“週毎の経過観察”とされていた。現在は欠場を1試合にとどめ、次戦に出場する可能性が出てきている。
昨シーズン、パーディーはケガで2試合を欠場しており、1試合は右肩の負傷、もう1試合は右肘の負傷によるものだった。2022年シーズン後半に先発の座を引き継いで以来、パーディーがケガで欠場した試合はそれだけだった。2022年のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームでは右肘に重傷を負い、手術が必要となったが、翌シーズンの開幕戦には復帰を果たしている。
QBマック・ジョーンズはオフシーズンにフリーエージェント(FA)として49ersと契約した後、初めて出場した試合でパーディーの代役として好成績を収めた。ジョーンズはセインツ戦でパス39回中26回を成功させて279ヤード、タッチダウン3回を記録した一方でインターセプトは喫さず、26対21の勝利に貢献している。
それはジョーンズにとって、ニューイングランド・ペイトリオッツに在籍していた2022年シーズン初戦以来、最も成果をあげた試合となった。2021年にドラフト1巡目でペイトリオッツから指名されたジョーンズは、ルーキーとして好調なスタートを切ったが、その後に成績が低下して先発の座を失った。昨シーズンはジャクソンビル・ジャガーズのバックアップとして過ごし、現在は49ersでキャリアの再起を図っている。
水曜日、49ersではワイドレシーバー(WR)ジャワン・ジェニングス(足首)、フルバック(FB)カイル・ユーズチェック(脳しんとう)、コーナーバック(CB)シラン・ニール(脳しんとう)、オフェンシブタックル(OT)スペンサー・バーフォード(膝)、ディフェンシブエンド(DE)イートア・グロス・マトス(膝)がいずれもケガで練習を欠席した。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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