QBジャクソンのステータス指定の混乱は“純然たるミス”とレイブンズHCハーボー
2025年10月27日(月) 14:32
ボルティモア・レイブンズのヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーがチームの負傷者リストをめぐる混乱は“純然たるミス”だったと話した。レイブンズはクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンを金曜日の練習にフル参加とした後、翌日にその指定をさかのぼって制限つきに変更している。
レイブンズが現地26日(日)に30対16でシカゴ・ベアーズに勝利した後、ハーボーHCは「誰かが何かを隠そうとしたわけではない。このことで得られるアドバンテージはない」と述べている。
金曜日、レイブンズはジャクソンを練習にフル参加とし、日曜日の試合に向けてはクエッショナブルと記していた。続く土曜日、レイブンズはジャクソンを日曜日の試合から除外し、ジャクソンは金曜日に制限つきの状態だったとしている。チームはジャクソンが練習に“フルで”参加したものの、それは先発のレップスに加わっていなかったからだと説明。本来ならリスト上では制限つきとしなければならなかったと述べた。
リーグはこの件について調査する意向。リーグの規定によれば、フル参加はその選手の通常の練習を100%行うことだとされている。
ハーボーHCは日曜日に「私はこういったルールに深く関わっていない。こういう特定のルールについて知らない。彼らのディフェンスの中で、彼はフル参加で練習したと思う。彼らは、彼が同じ数のレップスを行ったので、フル参加だと考えたのだと思う。しかし、深堀りしてルールを読み込めば、結局は、それは正しくなかった。分かってすぐに変更した」とコメントした。
このコメントの中で“彼ら”とは誰を指すかについて、ハーボーは質問された。
「トレーニングルームに、PRなどだ」とハーボーHCは答えている。
ハーボーHCはそういったステータス区分があるかについて、はっきり把握していない様子だった。
「昔のステータスならば、彼らはダウトフルと言っていたところだと思う。おそらくね。分からないけれども。だが、クエッショナブルなのかアウトなのかと言えば、彼は医療的な部分から話し合いが持たれた土曜日まではアウトの状態ではなかったから、アウトと指定するつもりはなかった」
なお、ダウトフルは現在でも負傷者報告に使用できる指定区分となっている。
ジャクソンに代わって先発を務めたタイラー・ハントリーは、レイブンズをシーズン第3週以来で最高得点へと導いた。そのシーズン第3週は、ジャクソンがフル参加していた最後の試合だ。
ベアーズのベン・ジョンソンHCは「われわれは常にラマーに備えている。彼がプレーしないと分かったなら、次の選手に備えるまでだ」と話した。
記事提供:『The Associated Press(AP通信)』
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