オールプロのCだった元ジェッツのニック・マンゴールドが腎疾患の闘病を経て死去、享年41
2025年10月27日(月) 15:49
元ニューヨーク・ジェッツのセンター(C)であるニック・マンゴールドが現地25日(土)の夜に腎臓の疾患からくる合併症によって亡くなったことを、チームが日曜日に発表した。41歳だった。
ジェッツのオーナーであるウッディ・ジョンソンは声明にて「ニックは伝説的なセンターにとどまらない存在でした」と振り返っている。
「彼は10年にわたり、われわれのオフェンシブラインの心臓部であり、チームメイトに愛され、そのリーダーシップとタフネスはジェッツフットボールの一時代を定義してきました。フィールド外でも、そのウイット、温かさ、揺るぎない忠誠心によって、より広いジェッツファミリーのかけがいのないメンバーになっています」
マンゴールドは今月に入って、2006年に診断された遺伝子の異常からくる慢性の腎臓病をわずらっていることを明かしていた。マンゴールドは透析を受けながら腎臓移植を待っていたという。
10月14日、マンゴールドは「厳しい時期が続いているが、前向きな気持ちを保ちながらこれからのことに集中している。近いうちにまた元気になって、全力で活動できる日を楽しみにしている。メットライフ・スタジアムとザ・シューで、すぐにみんなに会えるはずだ」と話していた。
オハイオ州立大学出身のマンゴールドは2006年にドラフト1巡目で指名を受け、11年のNFLシーズンのすべてをジェッツで過ごした。プロボウル出場は7度、オールプロ選出は2度を数える。ギャンググリーンを2009年と2010年の連続AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップ戦進出という成功に導いたオフェンシブラインで、中心的な役割を果たしていた。
2022年にジェッツのリング・オブ・オナーに選ばれたマンゴールドは、2026年度のプロフットボールの殿堂メンバー候補として、投票プロセスに進んだ52名の近代選手の1人でもある。
「ジョンソン家一同、およびニューヨーク・ジェッツの組織を代表し、われわれはジェニーと彼らの4人の子どもたち――マシュー、エロイース、トーマス、シャーロット――そして、ニックのご家族やご友人、彼を愛したすべての人々に、心より哀悼の意を表します」とウッディ・ジョンソンはつけ加えた。
「ニック・マンゴールドは永遠にジェッツの一員です」
— New York Jets (@nyjets) October 26, 2025
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