タイタンズとシーホークスに所属していたWRタイラー・ロケットがレイダースと契約
2025年10月28日(火) 08:29
タイラー・ロケットがラスベガスでかつての仲間と再会する。
ベテランワイドレシーバー(WR)のロケットが現地27日(月)にラスベガス・レイダースと契約すると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロがこの動きを知る人物の話をもとに報じた。
その後、レイダースはロケットとの契約を正式に発表。これに伴う措置として、WRジャスティン・ショーターをウェイバーにかけた。
ロケットは数シーズンにわたってシアトル・シーホークス時代を共にしたクオーターバック(QB)ジーノ・スミスおよびヘッドコーチ(HC)ピート・キャロルと再会する。
ロケットは最近、テネシー・タイタンズからの放出を要求。タイタンズではほとんど起用されず、7試合に出場(うち1試合に先発出場)してターゲット21回、キャッチ10回、70ヤードという数字にとどまっていた。10年間所属したシーホークスからはオフシーズンに放出されていた。
ベテランのロケットはジャコビ・マイヤース率いる若手ぞろいのWR陣に加わる。現在、レシーブヤードでチームをけん引しているのは389ヤードを記録しているキャリア3年目のトレ・タッカーだ。新人のジャック・ベックとドンテ・ソーントンJr.はキャリアの序盤に成果を出すことができていない。
膝とつま先のケガに悩まされているマイヤースは、優勝候補チームへのトレードを希望している。レイダースはこれまでトレード要求を拒んできたが、ロケットの加入はトレード期限前にマイヤースを手放す可能性を示唆しているのかもしれない。
33歳のロケットは2019年から2022年にかけて4年連続で1,000ヤード超えを達成した頃――2022年はスミスが司令塔を務めていた――ほどの戦力にはならないかもしれないが、レイダースのクオーターバックがほとんどの場合で適切な位置にいてくれると信頼できるベテラン選手にはなるだろう。
【RA】



































