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ラムズがトレード期限を前にタイタンズCBマクレアリーを獲得

2025年10月28日(火) 09:07

テネシー・タイタンズのロジャー・マクレアリー【Perry Knotts via AP】

ロサンゼルス・ラムズがトレード期限を前にセカンダリーを強化した。

現地27日(月)、ラムズがテネシー・タイタンズとのトレードでコーナーバック(CB)ロジャー・マクレアリーを獲得すると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートがトレードについて知る人物の話をもとに報道。

ラポポートによると、タイタンズはマクレアリーおよび条件付き2026年ドラフト6巡目指名権と引き換えに、ラムズから条件付き2026年ドラフト5巡目指名権を受け取るという。

その後、タイタンズはトレードを正式に発表した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話をもとに報じたところによれば、タイタンズはこれに伴う動きとして、アクティブロースター昇格を視野にグリーンベイ・パッカーズの練習生だったCBマイカ・ロビンソンと契約するという。

2022年ドラフト2巡目指名を受けたマクレアリーは、キャリア通算でインターセプト3回(デンバー・ブロンコスとの今季初戦で記録したものを含む)、パスディフェンス17回、フォースドファンブル1回、サック4回、タックル253回をマークしている。シーズン第8週のインディアナポリス・コルツ戦で今季3度目の先発出場を果たしたマクレアリーは、ブリッツで今シーズン初のサックを決めた。

マクレアリーが新人契約の最終年を迎えていることを踏まえると、このトレードは再建中のタイタンズがチームの長期計画に合わない選手を手放すための最新の動きだと言える。

ラムズでは負傷者が出たことでセカンダリーの選手が入れ替わってきた。アーケロ・ウィザースプーンが故障者リザーブ(IR)入りしている中、シーズン序盤に起用されていたエマニュエル・フォーブスは現在、ローテーション要員となっている。クエンティン・レイクはスロットで好プレーを見せているが、フリーセーフティ(FS)カムレン・キンチェンスがケガを抱えていることもあり、フォーメーション内でポジションを変更して起用される可能性がある。

ラインバッカー(LB)ジャレッド・ヴァースを筆頭とする優秀なディフェンシブラインを擁するラムズのディフェンスは、バランスが取れているものの、セカンダリーが最も大きな懸念となっていた。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)でプレーオフ進出をかけて激戦が繰り広げられる中、ジェネラルマネジャー(GM)レス・スニードはトレード期限を前に手をこまねくことなく、守備陣後方の戦力を強化した。

【RA】