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【2016年シーズン】第12週マンデーナイトフットボールの見どころ

2016年11月28日(月) 16:52


フィラデルフィア・イーグルスのカーソン・ウェンツ【AP Photo/John Froschauer】

現地28日(月)に行われる第12週のマンデーナイトフットボールではプレーオフ進出の希望をつなげたい4勝6敗のグリーンベイ・パッカーズと5勝5敗のフィラデルフィア・イーグルスが対決する。

現在4連敗中のパッカーズはこの試合に敗れるとプレーオフ進出が厳しくなり、対するイーグルスはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区最下位につけながらも、まだワイルドカード出場の可能性を残すチームだ。

まず試合の見どころとなるのは新人クオーターバック(QB)カーソン・ウェンツとベテランQBアーロン・ロジャースの一騎打ち。ここまでチームとしては調子が上がらないパッカーズだが、それでもロジャースは25タッチダウンパスを投げており、これはリーグ2位の記録である。エースランニングバック(RB)エディ・レイシーを欠く中、ワイドレシーバー(WR)のタイ・モンゴメリーをRBとして起用しながら戦ってきたパッカーズは、ロジャースの肩に頼ることを強いられてきた。

一方、イーグルスは今季ホームでまだ負けなし(4勝0敗)だ。イーグルス守備陣の要となるのはディフェンシブタックル(DT)フレッチャー・コックスとインサイドラインバッカー(ILB)ジョーダン・ヒックスのコンビで、この2人の活躍が試合の結果を左右すると考えてもいいかもしれない。第11週のシアトル・シーホークス戦ではRBライアン・マシューズとRBダレン・スプロールズがケガにより試合を去っており、トップRBの2人が欠場となると、イーグルスはウェンツのパスゲームに頼ることしかできない苦しい試合展開を強いられる可能性がある。