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49ersがペイトリオッツとのトレードでDEホワイトを獲得

2025年10月29日(水) 11:46

ニューイングランド・ペイトリオッツのケイオン・ホワイト【AP Photo/Stew Milne】

サンフランシスコ・49ersが切望していたパスラッシュの補強を実現することになった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地28日(火)に報じたところによると、49ersがニューイングランド・ペイトリオッツとのトレードで、2026年ドラフト6巡目指名権と引き換えに、ディフェンシブエンド(DE)ケイオン・ホワイトおよび2026年ドラフト7巡目指名権を獲得するという。

2023年NFLドラフト2巡目でペイトリオッツに指名されたホワイトは、キャリア通算で38試合に出場(うち18試合に先発出場)し、タックル88回、クオーターバック(QB)ヒット21回、サック6回を記録。しかし、先発のほとんど(13試合)は前ヘッドコーチ(HC)ジェロッド・メイヨの体制下で経験したもので、今季は新HCマイク・ブラベルの下でわずか1試合しか先発しておらず、シーズン第8週のクリーブランド・ブラウンズ戦では健康上に問題がないにもかかわらずインアクティブとされていた。

ペイトリオッツのコーチ陣が下した判断は、11月4日(火)の期限までにホワイトのトレードが可能であることを示すサインとなっていた。そして、49ersはディフェンシブラインを強化すべく動きに出た。

シーズン第8週終了時点で、チームとしてのサック数(9回)でワースト2位タイにつけている49ersは、DEニック・ボサがACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂で今季絶望となったことによる大きな穴を埋める必要があった。また、ロースター全体で負傷者が相次ぐ中、DEブライス・ハフやDEイートア・グロス・マトスも最近の試合を欠場している。

5勝3敗の49ersは近いうちに戦力を取り戻す見込みだが、シーズン序盤の勢いを維持するため、トレードでさらなる補強に踏み切った。

【RA】